熱川温泉に行ったら、とりあえず立ち寄るであろう唯一のアミューズメント施設「熱川バナナワニ園」
よりによって、なんてピンポイントな。。と思うけれど、近くにシャボテン公園やら、バイオパークやら動物のいる施設が固まってるせいもあるんだろうなぁ。
園内のたわわに実るバナナたちは、やはりここで販売されている食べ物に使われているんだろうか。。。
昔行ったときには本当にワニぐらいしかいなくて、なんだか寂れた雰囲気もあったんだけど、いつの間にやら動物も増えてました!植物園の中にマナティが。
ここは本館が植物園とワニ園の2つあり、さらに離れたところに別館もと、広さは結構あります。
伊豆は全体的に平地が非常に少なく、海と山がほぼ接するようなところが多い。
ここ熱川も、そうした狭い空間でやりくりしているので、バナナワニ園も坂に建てられてる感じで園内も起伏が激しい。
本館の植物園のほうをひたすら上に上にと上っていくと、最上段にハスのコーナーがどどーんと開ける。
西洋ハスなので日本の薄桃色のつぼみのやつとはかなり違う雰囲気で、モネの絵画にでてくるようなのがいっぱい。個人的にはシンプルで渋い色のほうが好きなんだけどね
入り口近くにはバナナをはじめとしたフルーツソフトクリーム屋があり、食べてる人をよく見かけます。
さらに奥には、子供のころ図鑑で見たオオオニバスも生えてます。子供が乗っかっても沈まないというでかいやつね。
ただ、8月が成長の最盛で、1年ごとに終わるらしく、この時期はまだ小さくて平べったかった。こぶりのオニバスの方がきれいなお盆型になってました。
植物園を見終わったら向かいのワニ園にレッツゴー。こちらもいつの間にか改装されてたようで、小さなワニたちがきれいな水槽に入ってました。
ワニなんてキモイ!という人もあるでしょうが、意外とかわいいつぶらな瞳。
昨今の水族館に習ったのか、頭上を通るワニトンネルがっ(笑)
魚やペンギンではないので、ワニの腹を見上げるかたちになります。。。いもりっぽ
大きなワニたちはさすがに迫力がありますね。RPGのモンスターキャラにでも使えそうな。。。
ガー・パイクの仲間だから魚なんだけど、こんなデスマスクみたいなやつが生き物だということが驚きですな。
いかにもここらしく「バナナカレー」というのがあったので、つい野次馬根性で頼んでしまった。
えー、、、レトルトっぽい味のカレーの上に、バナナのてんぷらが乗っかってます。
バナナのてんぷらとカレーが合うかというと。。。う~~ん。食べて確かめてみてください(笑)
別館は結構離れている上に急坂の上のほうになるので、園内無料バスに乗って移動。
こちらにはなぜかレッサーパンダがいます。
しかもどんどん繁殖してるようで半端じゃなく大量にいます!レッサーパンダ園?
なんだか顔が白っぽいものが多いんだけど、そういう種類なのか年寄りなのか不明。
檻もたくさんありますが、中庭には広い野外お散歩場があって、実際に生えている大きな木で、木登りを楽しんでたりします。横にはワニの放牧池も。
もちろんこちらも植物の温室もいろいろありますが、さらにフラミンゴの池やリクガメ温室などもありました。冬に弱いせいか、ダルマストーブがおいてあるのがほほえましい。
ちょっとマニアックな複合施設ですが、温泉でゆっくり温まったら、一足伸ばして散策するには良いんじゃないでしょうか。