横浜:開国博Y150

03 関東国内神奈川県

今年は横浜が開港されて150年目にあたるということで、街をあげての大イベント「開国博Y150」が4月末より開催されてます。

マスコットは、横浜開港資料館の中庭にある「タマクスの木」の精である「タネマル」(右)。
左の目つきの悪いのは、黒船をモチーフとした「ペリー・テイトくん」というキャラw。

前々から行こうとは思っていて、ガイドブックなんかも買ってみたんだけど、ちょっと遠くてなかなか行く機会がなかった。

んが、このイベントもそういや9月で終わっちゃうなということに気づき、慌てて行ってまいりましたっ!

会場はまず、メインとなる赤レンガ倉庫周辺の「ベイサイドエリア」、横浜動物園ズーラシアのすぐ近くの「ヒルサイドエリア」、それに横浜駅から山下、山の手付近をカバーする「マザーポートエリア」と分かれています。

えーいっぺんにすべてをまわるのは時間的にもかなり厳しいので、、、、見所があつまっている「ベイサイドエリア」だけを見てきました。

桜木町や馬車道の駅より赤レンガ倉庫に向かうと、まず「はじまりの森」の入り口があります。

ここは、おみやげやさんやレストラン、トリックアートなどもあるのですが、一番のみどころはこれでしょう!

「ラ・マシン」という機械の巨大蜘蛛。これを見に行ったようなもんだ(笑)

何時に動くかは、当日会場の方で他のイベントも含めた予定表を配布してます。
まー下の方をみるとどうなってるかすぐわかるんですがね。。。。

これがまるで遊園地の乗り物のごとく上下して歩くんです。結構高いとこまでいくよーーー。
操縦士が座ってあやつってる様子が余計に遊園地っぽいのだな(ーー;)

口から糸のかわりに水蒸気というのか細かい水をぶしゅーーーとはきだします。運がいいと頭から水しぶきの洗礼を受けることとなります。

広場の中はこんな感じ。左の「未来のエネルギー館」のなかにセルフ給油機モデルなんかがあったりして。。。いつも使ってるよ!w

入り口近くは「横浜ものがたり」という、横浜の歴史をパネルやはりぼてで学習展示。

なんか、こわいです。。。。。。

奥では歴史をタイムスリップのドラマ仕立てにしたスクリーン映像もあるのですが、なんというか、「コロッケの物真似ショー」のような作りになっている(笑)

各ゾーンが道路などで分断されてるので、移動の度に提示して歳入場の形をとる。チケットはなくさないよーに。

で、ここを出て裏側に「トゥモローパーク」のゾーンがある。
ここの見所は、「未来シアター BATON」というアニメ映画。こちらも大きなウリとなっている。

これは「ロストスコープ」という作り方の特殊性で気になってました。
通常のように手書きで1枚ずつおこしていったものでもbvhやCGでアニメーションしたものでもなくて、まず実際に普通のドラマのようにアニメと同じような衣装、メイクをした役者さんが演技した実写映像を撮ります。

そのコマ撮りをなぞるようにしてアニメの画像にしていくという非常に手のこんだ技法。
以前なんかのTVでもその作成の様子を放映してたこともあるのですが、もとの役者さんの顔もそのままなぞるような形になるので、一目で誰だかわかる(笑)。

ああ、上戸彩さんだなとか、こりゃケイン・コスギさんだろとか。内藤剛志さんと大杉蓮さんがいい味だしてますな。なかなか豪華メンバー。

内容はロボットと人間が共存する世界というSFで、1本20分ほどの短編。時期をわけて3部作となってました。1は開催初期だったので、現在みれるのは2と3のみ。

正直なところ、コマごとの線のゆがみが気になったり、コマ間の荒さでなめらかではないんだけど、なんか独特の雰囲気はありますね。
表情や動きは人間まんまベースのためリアルなので滑らかに動けばすごいリアルなアニメになりそう。(後にDVDとなりました)

巨大蜘蛛とこのBATONをみたら、ほぼこのイベントをおさえたようなもので(^^;)
この「トゥモローパーク」では、ステージでいろんなショーなども行われているのですが、その横にでっかいバルーンがあります。

昼間は真っ白で繋留されてますが、夜になると、”アースバルーン「HOME」”という円形のスクリーンに変身し、地球をはじめとして様々な映像を映し出し、音と光の溢れるロマンチックなイベントになります。
都合上夜までいられなかったのだけれど。。。。

さて、この会場を出て、隣は赤レンガ倉庫。
ここはワールドマートの巨大テント内で世界の物産を販売してたり、実演がおこなわれていたりします。奥はレストラン。隣には公式おみやげショップのテントもあります。

「トゥモローパーク」を出て、赤レンガ方面とは逆に浦野方にまわっていくと、埠頭にあるのは「NISSAN Y150ドリームフロント & スーパーハイビジョンシアタ- 」

開園時間内の毎時20分と50分にツアーがはじまります。
ここはエントランス以外は決まったコースのツアーになるので(40分くらいかな)、原則として途中退場はできません。トイレや時間に注意しましょう。

まず最初が、でっかいスクリーンによるハイビジョン映像。
が、ここには椅子がありません!立ちっぱなしでずっと見ることになるので、後半に行ったらしんどかった。
行くなら早めに組み込んでおいたほうがいいかも。
とくにストーリーというものもなくて、ひたすら海や自然や祭りなど、迫力のある美しい映像を流す感じ。

映像が終わると次の部屋に案内されて、エコカーの展示と説明。

お子様たちが、子どもニュースのごとくドラマタッチに説明してくれるんだけど、、、、大人になって改めて自分たちの映像を見たらきっと気恥ずかしくなるだろうなあ、、、などと余計な心配をしてみたり。

とことんエコにこだわって、ここは椅子もダンボールを再利用したものでできてます。切り株みたい。

で、説明が終了すると、さらに隣の部屋に案内されます。
ここには巨大バルーンがいくつも宙に浮かんでいて、葉っぱの形の紙にひとりひとりエコに対する自分の誓いのようなことを書いて投入することになってます。

お祭りでよくみる、くじ引きのぐるんぐるんしてるやつの巨大版と言った感じ。
投入した紙は内部に吸い込まれた後気流に乗って巻き上げられ、一定時間空中を漂うことになります。みんなのひとことが落ちて来たとこで読めちゃうので、まぬけなこと書くと。。。。(苦笑)

まあ、そんなこんなで、たまに海を眺めたりしながら横浜散歩を楽しんできました。9/27が最終だから、興味のある方はお早めに!

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