広州:みやげとまとめ

アジア中国海外

今回買って来たもの。
まずは2日目に訪れた「陳氏書院」で手彫りの印鑑。

これは一番安くて小さな数百円のものだったけど、目の前で丁寧に彫り込んでくれました。色、石の種類、大きさや丸四角彫刻など実に様々なベースがあります。

文字もトレーシングペーパーで写したりせず、直接見本を見ながら書き込んでいたのはさすが名人芸ですな。

面が小さいのでごちゃごちゃになるのもあれなんで、1文字に絞りました。
これ実は「aachan」の「亜」の字なんです。(笑)

彫り終わるのを待ってる間に目についたのがこの「古代兵器」のミニチュア。30〜60元なり。
額にいれて飾ったらちょっとかっこ良くなりそうではないですか?
仕上げが適当くさくて、一部兵器の名前の上にはりつけてあるのが、みえね〜〜ぞ!っと(笑)

他にも書道コーナーであった硯なんかもいいですね。ミニチュアの書道セットもかわいかった。
水晶も中になんか絵をいれてスノーボールみたいにしたのが多かったのですが、小さくてもっと完璧に透明なシンプルなのがあったら欲しかったかな。茶器の種類も豊富でした。

空港にて。

健康珠。
片手で2つをぐるぐるまわすあれです。ぼけ封じにも良いと言われてますな(笑)

まわすと大きなガムランボールにも似た、深くて安らぐ音が響きます。
結構まわすのが難しくて、最初ぎこちなくなるんだけどね(^^;)60元ほど。

家族へのみやげ。
もう何度目かの中国になりますが、「食べ物とお茶はもういらん」と言われて、今回は布グッズ中心にしました。
見た目中国っぽいし、なによりかさばらないのがいいですね。

右上からコースター、隣のチャイナ服はボトルカバー、真ん中のポストカードの上の小さなチャイナ服はポケットティッシュ入れ。左端はボックスティッシュカバー。
これにむき甘栗をちょこっとそえて(笑)各種30元〜と値段もまずまずお手頃。

そもそも空港やデパート、観光地というのは値段がかなり高めです。
でも中国での買い物は自己責任。買ったあとで壊れていても、粗悪品であってもそれを選んだ自分の責任で交換に応じてくれないことも多いようです。

そのため、比較的信用できるところで買うことにしてます。市内の小さな店でも観光客だと思うとふっかけてくることもありますから、表示された値段どおりに買えるということも安心なのよね。


今回は「あんも」も初体験。

いわゆるマッサージなんだけど、足と肩、全身があります。それにオプションもいろいろあるんだけどね。
市内には数多くのあんもがあって、値段も施設も技術バラバラで、中にはちゃんと資格を持ってない潜りもまざっているそうで(笑)

今回は比較的きれいなところに案内してもらいました。

この「沐足」があんものしるし。元来足のマッサージからはじまったのかな?

ここはお値段も全身90分コースで100元ほどと高めだったのですが(足ならもっと安い)、なんか入り口のお姉ちゃんはピアノ発表会のような長いドレス。
施術師のおねえちゃんは太もも丸出しのひらひらミニスカートだったのは解せなかったが(ーー;)

内部はまるで高級エステサロンみたいな内装で中庭とかもあったりして。結構な数の個室がありました。

で、全身の場合はこんなベッドに横たわる。

うつぶせになった時に苦しくないように顔をこの穴から突き出す感じになるのですが、施術中のお姉ちゃんの、がに股大開きの足が目の前に見えて笑いそうでしたよ。そういうサービスなのか!?

痛くはなかったけど、なんか骨の上を皮をすべらせるように「コリコリ」っとやられるのが気持ち悪かった。


その他気づいた点。

★エスカレーターでは日本と同じように、結構片側を急ぐ人のために開けるというのが定着してきたようですが、右がSTOP、左が急ぐ人用で関東とは逆だった。関西もそうだったっけ?

★公共の場所のトイレは基本的にトイレットペーパーがないと思った方がいい。
空港やホテルなどはあるけど一部を除いて飲食店やショッピングセンターにもないものが多い。ポケットティッシュは持ち歩きましょう

また、広州市内はほぼ水洗だけど、流れが非常に悪いとこも多い。流したと思っても紙はまったく流れず、その場に釘付けで出れなくなったこともしばしば。

★買い物の際には基本的に袋はつかない。大きめのバッグや小さく折り畳めるマイバッグ、日本のレジビニール袋など持ち歩くことをおすすめします。

★デパート、百貨店(ジャスコを含む)は会計が特殊です。
まず売り場で品物をきめたら伝票をだしてもらいます。
次に品物を置いたまま会計専門のカウンターへ行き、伝票を差し出して代金を払います。
レシートを貼付けて返してもらったものを売り場の店員に渡すと品物を渡してくれます。

★食品類は量り売りが基本。果物なども個数ではなくグラム計算です。
スーパーなどではレジに行く前に計測のコーナーへ行って計ってもらう必要があります。
レジ袋なしのためか、町中では肉を普通のビニール袋にいれて、そのままぶら下げて歩いてる人も見かけますな(ーー;)

★マクドナルドやケンタッキーは結構みかけます。若者にも大人気。
スターバックスやハーゲンダッツなどもありますが、こちらは高級品の部類になるので店構えもゴージャスだったりする。

★信号や横断歩道は結構少ないので、ばんばん走り去る車の間をすりぬけて広い道路を横断することが多い。
4車線ぐらいある道路でもそうなので、段階的に移動して、傍らを車がすり抜けるどまんなかでチャンスを待ってたりするのが怖い。

車は止まってくれませんから、慣れない日本人はできれば歩道橋や地下道などがあれば多少離れていてもそっちを使った方が安全でしょう。
まじ横断命がけといった風情です。当然交通事故も多い(^^;)

★運転マナーなどないに等しい。横はいりや無茶な追い越し、強引な車線変更、幅寄せなど車をぶつける勢いです。交通量もかなり多いし合流地点は戦場のようです。
レンタカーで自分で運転など考えない方が長生きできそうです。

★水はむちゃくちゃ悪い。決して水道から飲まないように!
風呂などをためるとよくわかりますが、黄ばんだ茶褐色の水でまるで沼のような臭いがする。(ーー;)

ホテルでも似たようなものだったし、風呂ためてたら砂が混ざってたこともあったので、全般的に濾過システムがあまり発達してないかもしれない。

うーん、料理はミネラルウォーター使うにしても、これで野菜洗ったり、食器洗ったりするのはためらわれるので、日本人が自炊するには厳しい環境ですな。

広州は現在比較的治安はいいほうだと思います。
とはいえ都会ですから明暗はある。家がない人もあちこちに混ざってるし、体の不自由なかたの物乞いもそこかしこに見られる。やはり油断は禁物。
観光客はとかく浮きがちなもので、トラブルに巻き込まれないためには街にとけ込むのが一番だと思っています。

そのためには街の人々をよく観察するとわかると思います。以下女性の場合ですが。。。

★若い人でイケイケ風のお姉ちゃんなどもいたりしますが、全体的に化粧は薄め。
暑さのせいもあると思うけど、ノーメークも多いんじゃないかな?
貴金属もあまりつけてないようですね。髪の毛も地味なゴムでふんじばってる人も多い(笑)

★ファッションは結構さまざまで若い人にはおしゃれさんもおりますが、Tシャツ、短パンみたいなスタイルは無難に目立たないようです。

★やはりとんでもなく暑いせいもあると思うけど、ゆっくりと歩く。(急ぐと汗かくからね!)そして片手にはペットボトルをつかんでいる。

これらを実行してたら見事なまでに各所で中国人だと思い込まれてたわけですが(爆)しかも、金持ちではない庶民としてね。

異国にきたら、思いっきりおしゃれを楽しみたい女心もわかりますが、個人的には煩雑なもろもろに悩まされるよりは気楽に歩き回れるのでいいと思ってます。リスクは減ると思いますよ〜〜。

ちなみに男性は、上半身はだかの人も結構いました。
若者でも、おやじでも、Tシャツを腹のうえまでまくりあげて歩いてる人も多くみかけて、これも一種のファッションか?と(笑)

カバンも、斜めがけにできるものや、ウエストポーチなど肌身を離れないものが安心ですね。リュックは背中に目が届かないので。。。中国ではないですが、以前親がリュックを切り裂かれたことがありましたので。(ーー;)

まあ、身を守るのは自己責任ということで。健康管理や事故やトラブルには注意しつつ楽しく旅行できるといいですね。

そういやあんだけずぶぬれで歩き回った割には風邪ひかなくて済んだな。以外と頑丈にできてるらしい。
てなわけで、今回の広州旅行リポートを終了いたします。
こんな駄文を最後まで読んでくださってありがとうございました。<(__)>

タイトルとURLをコピーしました