栃木:湯西川温泉 平家本陣

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実はちょっと前になるのですが、訪れたのは03月25〜27日の2泊3日。
格安で有名な(?)またもやおおるりフループのお宿です。

本当はこの時期、グループの宿が2名でも5000円になるということで誘われたのですが、平家本陣は7000円でした。(でも安いよねw)
しかし、平家の隠れ里だったという言い伝えが残っている地域で、以前から行ってみたかったお宿なので、空いてただけでもラッキー。

東京はすっかり春めいて、うららかな日が続いたもんで、うっかりカットソーにパーカーという薄着で出かけてしまった。
これが後に悲劇を。。。(ーー;)

入ってすぐに目につくのがこの等身大の十二単を着たお人形。平家にちなんで??

ロビーは開放的で、山側が一面ガラス張り。囲炉裏なんかもあったりして、なんとなく気分は盛り上がる。

おおるりグループといえばラーメンが定番なのですが(てか、だいたいそれしかみたことがない)、ここはロビーの横にちゃんとした食堂みたいなとこがあったので、まずは腹ごしらえ。
おおう!ラーメン以外にどんぶりとかちゃんとしたものがあるぞ!と丼ものを頼んだのが失敗。どうみてもレトルトぐつぐつだよなこりゃ。。。やっぱおおるりはラーメンを選ぶのが間違いないっ!

確か昔はここ、おおるりグループではなかったと思う。名前はかなり前から知っていて、いつか行こうリストにはいってたから。
不況で傘下に入った時に、人員削減とかで、料理人もいなくなっちゃったんだろうな。。。

気をとりなおしてお部屋で一休み。和室と洋室があるんですが、今回は洋室となりました。
元々なのある旅館だけに(?)設備やベッドなど備品はいい感じです。浴衣もかわいい。

そして、実は景色がとてもすばらしいのですよ。ここは、なんと、「平家の里」のすぐ向かい側に位置するので、窓からは里の鄙びた藁葺き屋根の風景が広がる。
長くなるので旅館は旅館でまとめて、湯西川周辺は次に分けて書きます。

えー、、、お気づきでしょうか。この日は午後から雪が降ってきて吹雪いてしまいました(ーー;)
マ、、マジ?

思いっきり春の格好で来てしまったわたくしはいったい!!

ま、散策もままならないお天気なので、とりあえずはお風呂へGo!
まずは本館にくっついた内風呂と露天風呂へ。

この露天は近年作られたのか、わりときれいです。
基本的には露天は好きなのですが、雪が降って屋根があっても横から吹き込んでくるし(^^;)

内風呂も、打たせ湯、寝湯、ぬるま湯ありということでなかなか充実してます。

アメニティも豊富でシャンプーリンスにクレンジング、ピーリング、洗顔石けんも種類いろいろなど、安そうなよくあるアロエのやつじゃなくて馬油とかのいいものが置いてある。ここは内湯の方が気に入って何度も浸かりにいきました。

泉質は透明な単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、特にこれといった特徴はないんですけれど、源泉は平家本陣の湯ということで独自に持っているらしい(かけ流しではなかったような気もするな〜〜?)。元は63.5度と熱めです。

お食事は大広間なんですが、すべての席に囲炉裏付きで、朝晩ともに何かしら鍋がつく。

これだけだとなんかの配給みたいですが。。。

おかずはまあ、お値段があれなんで贅沢は言えませんが、囲炉裏で煮炊きするだけで気分が盛り上がるから不思議ね。

翌日、とりあえず雪がやんだので湯西川の町並みを散策。

午後早めに戻ってきてから、昨日は吹雪いていたため出られなかった「庭園風呂」に行ってみた
昼頃までは掃除のため閉鎖されてるので、開放後から次の団体客が来るまでの空白のこの時間が狙い時だ!

現在は庭園と呼べるほどには整備が行き届いてはいない雑木林をからころと歩く。
しばらく進むと赤い橋があって、手前が男性露天風呂、奥が女性露天風呂となっている。

おうイエーーッス!!

なにげにここの湯が一番いい気がする!なんとなく本館のお風呂より湯触りがやわらかく、温度もちょうどよい。ごつごつした岩肌も本館よりも露天風呂っぽい情緒を醸し出している。
ゆったりと心行くまで暖まってまたからころと戻る。

実はこれらの手前に貸し切り風呂があるんですが、覗いてみたらちいちゃかった。人がいない時間は貸し切りと一緒だから、やはり広い風呂のほうが気持ちいい。
と、本館に戻る途中のお庭で。。。。

きじーーーー!

野生の雉子がお散歩してるところに出くわしました。いいねえ、野生動物万歳!

おおるりグループの中でもこの平家本陣は人気が高いのですが、なるほど。なかなかいいお宿でした。
湯西川温泉散策に続く

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