海南島2008-4.ホテルのプールとスパ

アジア中国海外

4日目の9/30。
雨はあがったものの、まだ風が強く空も厚い雲が覆っている。
そのためか朝はおなじみの「万豪珈琲(マリオットコーヒー)」ではなく、Ball Roomという広い宴会場のようなところにブッフェ会場が特設されていた。

先日同ホテル内の「INDOCHINA」で食べた青菜ソテーがおいしかったので、とってみた。あれほどニンニクはきいてなかったけどね。ヌードルと穀物入りおかゆや点心も添えて中華っぽく。
ホテルのこちら側はそういえば来てなかったなと。大きな窓からはお魚の噴水滝が見える。

食後こちら側の庭を散策してみたら、ハンモックがあった!

見た目気持ち良さそうだけど、実際の寝心地はあまり良いとは言えない(ーー;)。結構縄目がごつごつして痛いのよね。長くうたた寝してられないなと。

こちらはガーデンプールとは別にひっそりとプールがあって、ウォータースライダーなどもあったけど、昨日の台風の影響でプールにも葉が沈み、ベンチなどもかなりぐしゃぐしゃになって掃除が大変そうでした。
相方がまだ海に行ってなかったので見に行ってみると。。。

天気はだんだん回復してきたけれど、波がかなり荒れていて遊泳禁止になっていた(;;)。
ひざより上に入ると係員が激しく警笛をならして呼び戻される。しかたないのでしばらく浜辺のベッドで寝転がってたが、寒くなってきたのでプールへ移動。
ここは水中バレー?のネットが張ってあるプールなんかもあったりして。

そこそこ晴れているのに海が利用できないせいか、プールが大にぎわいで空いているベッドがない!
しょうがないのでとりあえずプールサイドバーで昼食をとることにした。海南島に来たら一度は食べなきゃ海南チキンライス。

ここは文昌鶏という特産鳥がある。マリオットのは本当に丸ごと蒸してちぎったような状態で、Holiday Inとはまたちょっと違う感じ。個人的にはHoliday Inのチキンライスの方が好きだな。

このお昼を食べてる間になんとなく目を彷徨わせてたら、正面に見えるハンモックに飛び乗ろうとして、そのままハンモックがひっくり返って逆側から地面に落っこちる、おまぬけな人を見てしまった! ビデオにとっておきたかったよw。イタソーダッタケド。。。

のんびり食べてまたベッド探しにうろついてたら、部屋に帰ったのか空きベッドができていた!ラッキー。即確保ですぞ。
ここのプールは2F建て形式になっている。これは上のプール。奥に見える橋を渡って階段を降りても下のプールにつながる。

結構樹木が生い茂っているので、ホテルの部屋方面からは全貌がみえにくい作りになっている。
上のプールの端は滝となって下のプールに流れ落ちるが、もちろん飛び降り禁止。妙な盆栽みたいなのもあったよ。

下のプールはジャグジーがいくつもある。亀の噴水があったり、滝の裏の洞窟にはいれたりするが、そう浅いわけでもない。

夕方になって涼しくなってきたので部屋に撤退。どうやらベッドリネン類は初日の白と2日目のカラフルとかわるがわるになるらしい。お風呂にはいって夕飯に間がある時にプライス表をみて考え込む。

実はここ「マリオットサンヤリゾート&スパ」という名の通り、スパも有名なのだ!
まぁだいたいのホテルにスパ施設ははいっているのだけれど、ここは中でも高級スパ「Quan」。
お値段もメインとなるのが680元(1万円超)〜。

うーむ、でもせっかく来たのだしやはり挑戦したい!特にここのオリジナルメニューというのもあって悩みに悩んだ末、Qua オリジナルのフェイスを頼むことにした。

1Fのフィットネスセンターの前の敷地にスパは独自に建てられていて、どきどき入ったらきれいなお姉さんがたが笑顔で迎えてくれた。30分後に来てくださいとのことで予約カードをわたされる。
ここも英語で問題なく通じる。

30分後にワクワクして再訪。なんかとびきりいい香りのする、飲んだ事のない赤っぽい冷たいハーブティを出される。これがとびきりまたうまい!

最初に肌質を聞かれ、自分でも季節や年齢で変わるのでよく把握してなかった私は「…Maybe combination」
と応えると、上を向いて首を伸ばすように言われる。それをじーっと見て「OK, You are combination」と。それで本当にわかったのか!

カルテ作成のために質問表もわたされるが、すべて英語と中国語の表記。
こういったたぐいの単語は特殊なものもあるので、正直私の英語力ではわからない単語もあった。既往症とか薬物障害とかね。

そんな時中国で逆によかったなとw。わからない英語の時は中国語をみる。
すると、漢字でだいたい何のことか見当がつくのだ。高血圧とか、服用してる薬とか、皮膚疾患とか妊娠中とかさ。

滞りなく埋めて完了。入って来た入り口とは別のドアに誘導される。外からみた時はわからなかったが、スパ施設の敷地内に中庭があって、それを取り巻くように独立したコテージが建っていた。

内部はBATHセラピーの大きなお風呂と、ロッカーと、ベッドとひととおり揃っており、一人一人違う建物で周囲を気にする事なく過ごせるのだな。う〜む。ゴージャス気分。
今回は顔だけなので、上だけバスローブみたいのに着替えて横たわる。

髪の毛をタオルで優しく包み、最初にフラワーウォーターらしき香りの良い水を遠くから吹きかけられる。
次にまぶたにパックをのせて、周囲をやはり違ういい香りのするしめったコットンで拭き取り。(クレンジングかな?)
次にまた違うこれまた良い香りのジェルで顔全体をハンドマッサージ。
次にまたまた良い香りのスクラブでマッサージ
その後、また違う香りのこれまた良い香りのエッセンシャルオイルで丁寧に指圧しながら顔全体を時間をかけてマッサージ。

その後目元パックと、また別の種類のパックを顔全体に塗る。もちろんこれもいい香りで鼻が極楽気分。

パックしているあいだに頭のタオルをそっととりはずして髪をなんども梳き始めたので何かな〜?と思ったら、そのままごりごり頭皮マッサージ。力加減がこれまた気持ちよい。
ちなみに各工程の間には、毎回蒸しタオルでの指圧しながらの拭いと、レモングラスっぽい香りの拭き取りがはいる。

最後にもういちどフラワーウォーターを吹きかけて、美容液のようなもので整肌して終了。だいたい60分ぐらいでいやぁ極楽極楽。

カウンターに戻って、アンケートを書きながらまた先ほどのお茶をだされた。あまりにもおいしいので「これは何がはいっているんですか?」と聞くと「フラワーティー」だという。
なんのお花?と聞くとこのお茶も販売してるよとのことなので、自分へのおみやげについ買って来てしまった。

いや、本当においしかったんですよ。180元って結構高いけどさ(^^;)ひとつぐらい自分におみやげ買ってもいいじゃない?
このお茶の正式名称は「桃源香」。

桃、杏仁、芙蓉、肉桂、他日本語で変換できない花や実の名前など。上海で作られてる模様。

で、のんびりして部屋に戻ってみると「かけこみの時間だけどどうする?」

しまったぁ!!
夜はエレベーター前に「ハッピアワータイムは1杯注文するともう一杯無料」の看板がでてた「Deep Blue」というホテル内のシーサイドバーに行く予定だったのだ。終了まであと15分しかない。
あたふたと1Fまで降り、早足で海岸に向かう。青いライトで囲まれたバーがあったので、あれに違いない!と。

どうやらなんとか間に合った様子。フローズンダイキリとフローズンカシスカクテルで乾杯。
甘さ控えめでなかなかおいしく量も多い。つまみはパルマハムのピザで。

目の前が砂浜と夜の海でなかなか良いですな。こういう機会もなかなかないし。

おまけの2杯目も同じのでいいか?と言うので同じのでお互い交換しようということになった。

ほろ酔い気分で気持ちよく眠れる、、、と思ったのだが、寝たはずが夜中に突然目を覚ました。
胃が焼けるように暑くて苦しい。思わずトイレに駆け込み。。。。ああ苦しかった(ーー;)

何かに当たったかと思ったが、同じものを食べた相方は何事もなかったので、おそらく普段まったく酒をのまない状態が続いてたのに、急に強い酒を2杯も飲んだからアルコール消化しきれなかったのだろう。ヤレヤレ。
翌日にはケロっと直ってましたさ。よかったよかった。
続く

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