海南島2008-3.黎族苗寨、田園温泉

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3日目の9/29。
朝からかなり風が強く、空もどんよりしている。とりあえずは朝食だ!

昨日たまごコーナーでは目玉焼きしか作らないお兄ちゃんだったのが、オムレツも作ってくれるお姉ちゃんに変わっていたw。
中華風ヤキソバに、ヨーグルトにサラダにお味噌汁、、、なんともよくわからない組み合わせだな。

昨日気づかなかったが、その場でかち割りのヤシジュースと

ココナツジュースがあったのでお試し。

ヤシはあまり味がなく、やや青臭い。うーん、おししいというより水分がものすごい豊富といった感じ。ココナツはややこぶりながらやはりあまり味はなし。ちょっと香りと甘みがあるかな?

さて、今日はどうしようか?
前回まったく行かなかったので、今回はちょっと観光もしてみようかなと。

昨晩、相方がホテルに来るときに利用したタクシーで、ちゃっかり1日専属運転手として150元でOKと交渉してきたというので利用してみることにした。
日本からも、現地でもオプショナルツアーはあるんだけどやはりちょっと高いから節約してみようとw。

ただし中国で英語が話せる人達はホテルなどに限られているので、当然のことながらタクシー運転手も中国語以外通じません。なのでそこは相方まかせで。。。
海南島はもともと漢民族ではなく、リー族という少数民族の住み着いていた土地で、現在では普通にとけこんでいるようであるが観光用に「黎族苗寨(民族村)」というテーマパークみたいなところがある。まずはそこへ行ってみた。

えーっと、いろんなHPなどをみると30元とか50元などと書いてありますが、現在現地で行ってみたら170元近くでしたよ(ーー;)。結構近年急激に値上がりしてるかも。
相方が「高いね!」と中国語で言ってましたが値段交渉の余地もないようでしたんで、それが正規料金?

入ってすぐのところでお姉ちゃんにつかまりあれこれ早口でまくしたてられ、すがられるが何言ってるやらサパーリわからーーん!

あれだけ早口でたたみかけられると相方もさすがにわからなかったらしいが、どうやら園内ガイドにつけろと交渉してきたらしい。
ガイドについてもらっても中国語しか話せないんじゃ全く意味なしだってばさ(ーー;)

中でも博物館みたいな展示場がいくつかあるけどすべて中国語で書いてある。ガイドつきで通る団体もすべて中国語。中で話しかけてくる係員もすべて中国語。。。。
みわたすかぎり日本人なんてひとりもいないじゃないけーーーw。

とりあえず無料で民族衣装の試着撮影はさせてもらった。この頃からぽつぽつ雨が降り出す。

中には古い様式の建物が立ち並んでいて、中をのぞけるようになっている。
酒蔵やら穀物倉庫やら、寝室やら居間やら。。。中で販売もしてるんだけど、売ってる人達がむしゃむしゃ食べてたりなんかして。
あちこちでは膝の上で機織りしてるおばあさんたちがたくさんいます。

えーっと、まわってる間にどしゃぶりになってしまいました!。スコールかと思ったらどうやら台風がやってきてる模様で激しい風雨がふきつける。
しょうがないので途中であちこちの軒下を借りて雨宿りしながら小雨になった隙にちょっとずつ移動。建物だけはたくさんあるからね。。。

途中で木にとまってるかわいらしい「ふくろう」がいたので興味をそそられて見つめていたら、お兄さんがでてきておいでおいでをした。

おおーーー慣れてる!どうやらペットだったようです(^^)。触っていいよというので(多分)真似して頭や胸の毛をなでなでしてしばらくふくろうと遊んでました。うむ。かわいい。
昼間だけどパッチリ目を開けていた。ただ正面にまわられるのは嫌なようで、前にまわるとくるりと首を逆にまわされてしまう(^^:)

ますます雨がふりしきる中、ステージみたいなところに人が集まっていくのを発見して、何がいつはじまるのかわからぬままくっついていってベンチに座り込む。

バンブーダンスショーだあああ。
あとはとても素朴な歌とか、ひとりひたすら笛吹いてるとか地味なショーであったが、それ以上に司会のお兄ちゃんしゃべりすぎだよ(ーー;)

とりあえず、ここ来るときには日本語か英語のわかるガイドさんと一緒に来た方がいいのではないかと。でないと意味がまったくワケワカメ。

続いて「天涯海角」に行こうとしてたんだけど、この台風じゃ身を隠すところもないし、景色を楽しむどころじゃないからやめた方がいいよと運転手さんにも言われ、急遽んじゃあ温泉でも行くかと。

この付近には「南田温泉」と「田園温泉」という2つの大きな温泉施設があります。どう違うのかよくわからなかったが、「田園温泉」の方が近いというのでそちらに行ってみた。

一応自噴している温泉を利用しているようであるが、泉質表示などは一切ないのでどういう温泉なのかよくわからん。
ここもひとり200元近くと結構高い。(現在換算で3000円超)

水着着用で、ちゃんとした洗い場もない温水の遊戯施設といったところか。
建物自体はきれいに凝った作りになっていて、高台にあったり、いろんな浴槽があったりするが、清潔感には欠ける。

だいたい脱衣場内部にむきだしでトイレが入っており、かなりにおう。トイレ前には「大便禁止」と大きく張り出されてはいるけど、それでも臭うよと。
池かと思ったらこれも温泉だったw。

砂風呂ならぬ「塩風呂」。粗塩がいっぱいしきつめられていて、おもちゃのスコップなどで自分で掘って埋まるらしい。さらさらというよりべとべとした感じで蠅やらありんこやらがもぞもぞと。。。

入ってすぐの屋根の下には休憩所があり、カウンターで好きなお茶とお菓子とパンを無料でサービスしてくれる。よくわからないお茶を頼んだら漢方薬みたいでおいしくなかった(ーー;)

そして海南島名物といえば「フィッシュセラピー」小魚温泉ここにもありました!

ドクターフィッシュ、温泉小魚、人体清潔員などと呼ばれるこの魚、実際の名称はなんという魚なんでしょねぇ。40度くらいの温泉に生きる魚ということですが。
角質や細菌、毒素などをついばむ習性があるため、温泉との相乗効果により刺激による血液循環を促進し、肌の清潔、健康、美白などに効果ありと宣伝されてるわけですが。。

この魚が大量に放してある温泉自体が非常に不潔なようなっw。

温泉は緑によどんでいて、よくみると魚のフンだらけです。屍骸もあちこちに浮かんでいるし(;;)。
なんというか、魚の池に人間がつかってる感じ?まぁ、腰から下しかつけなかったけどさ。

ちなみに魚の群がり方にはムラがあります。食べるもの=すなわち老廃物が多いひとほど多い?
アップにするとこんな感じ(私の足じゃあないよ!)。かなり密集してます。

なんか私はウエストあたりを集中してつっついているやつがいて、妙に痛かった。
そんなとこに角質とかないだろ?と思ったら。。。。。血がふきだしてるやん。(ーー;)

どうやら「ほくろ」を食い破ったらしく、血の臭いにつられてまた違うのが寄ってきたようで。

えー、確かに仲間の屍骸を食いちぎってるのを見たし、こいつら角質うんぬんの以前に肉食じゃないのかっと!セラピーというより小型ピラニア?ひええええ。

怪我した跡やかさぶたなども食いちぎろうとするので注意が必要です。しかも水汚いしさらに悪効果が期待できそう(ーー;)

奥にはさらに深い足湯専用の小魚池があります。こっちのほうがまだきれいだったような。

他にも小さなプールみたいのがいくつもありますが、薬草やコーヒーを放り込んであったり、どれが本当の温泉やら。
多分水質や温度調整などはしてないようで(計ってはいるけどね)とても入れない熱湯みたいなとこもあったりなんかして。

まぁ、一度行っておけば話のネタとしてはいいかなと(^^;)モウイカナイヨ。。
夕方ホテルに戻ってお風呂で一所懸命体中洗いましたさw。温泉行って汚くなって帰るって。。。

夜はホテル内の「INDOCHINA」というインドシナ料理のレストランへ。
ここのホテルのメニューはすべて英語と中国語表記になっています。

鶏肉のレモングラスとチリソースいため、カレーチャーハン、青菜のにんにくいためを頼んでみました。
2人で3品ぐらいでちょうどいい感じだった。飲み物つけて、だいたい300元程度。
まぁまぁおいしかったですよ。

鶏肉はチリソースの味はわからなかったけれど、ハーブの香りがきいていがいとさっぱりした風味。
カレーチャーハンは、、あれはカレーチャーハンではないですねえw。結構辛いチャーハン。唐辛子のピリカラ風味かな。

青菜は相方がおすすめだったのですが、普通ににんにくたっぷりの野菜炒めっぽくておいしかった。どうやら私が普段作る味に似ているらしいです(ーー;)。
どのみち暴風雨で海やプールにもいられなかっただろうし、ちょっと外へでてみて良かったのかもしれない。
続く

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