中国-海南島 2007

アジア中国海外

今年のゴールデンウィークは中国「海南島」へ行ってまいりました。
海南島(ハイナン島)という名前はまだ聞きなれない人も多いんじゃないかな?私も知らなかったし。

毎度のことだけど、なかなか行く先が決まらなくて、しかもGWって無闇に高くなるじゃありませんか。場所によってはこの時期海外ツアーの方が安かったりする場合もある。

と、いうわけでしばらくGWといえば国内が多かったんだけど、なんかもの珍しいもんはないかぁ?とよく顔を出すHISを覗いてすすめられたのがきっかけだった。

そもそも中国に行くこと自体初めてでした。ビーチリゾートといえばミクロネシアとかインド洋とか。。すぐ近所は見逃してました。そう、海南島はビーチリゾートです。

まだ知名度がそうあるはずもなし、海南島は近年力をいれて急開発が進んでる「かけだし」のリゾートなんです。
ガイドブックなんてほぼ存在しない。ぐぐってみてもたいして情報もない。担当者に聞いてもよくわからない。。。
未開の地というものは人の冒険心をそそるのだ!

まだリゾート体制ができあがってなくて、日本語どころか英語も基本的に通じないよという話だった。もちろん添乗員も日本人係員もなし。
え?じゃぁどうやって意思疎通するんですか?
北京語
・・・・・・・・・・・・
そんなの一般的にしゃべれる人はそういない。


しょうがないので中国語会話のハンドブックと、PSPの中国語をしゃべって訳してくれるソフトを購入しましたさ。
13:00成田出発で17:20にはもう到着。楽ですな。

中国といえば、ごみごみとして人ごみで溢れかえり、自転車で道が埋め尽くされてる印象があったのですが、海南島はまた全く別世界ですな。
中国にきたという気がまったくしない。
白砂のビーチ沿いに大型で近代的なホテルが立ち並び南国ムードをやや機械的にかもしだしている。

今回の宿泊先は「ホリデー・イン・三亜・ベイ・リゾート(三亜湾假日酒店)」というところ。(あやしい日本語の案内あります)
海南島のホテルはだいたいそのようですが、プライベートビーチを持っています。

気になったのが「小魚温泉」。
なんか温泉に住む魚で、体の悪い部分をつっついて取り去ってくれるというなんとも怪しいドクターフィッシュのプールがあるという。

謎の小魚温泉。人によって寄ってくる数が圧倒的に違います!
私より相方の方に倍以上群がってましたが、だいたい足の指や裏に集中してくる。もしかして水虫??

それ以上に一緒にはいっていた西洋系の方には足だけでなく体も含めて大量に押し寄せてました。この差はいったい。。。。
まぁ悪いところがあんまりないということにしときましょうかw。

ツンツンとなんか硬いもので突っつかれてるようで最初はめちゃくちゃくすぐったいです。
しかも、本当に結構温度が高くて普通の熱帯魚でも生きられないと思われるぐらいなのに大丈夫なのか?
後日ぷかぷかしてる魚を網ですくってるのをみちゃいましたがw。

安い料金の割にはプールもかなり広くていいホテルです。
お部屋も清潔感があって、なかなかおしゃれ。

バスルームと部屋の間になぜか窓があって、風呂から部屋が見渡せる(−−;)よく意味がわからないが、風呂にはいったままTVみたりするためなんだろうか。

ちなみにバスタブとシャワー室が別になっており、日本式にゆったりとお風呂につかることができます。バスタブも結構大きい。
温まってからだ洗うのにシャワー室に裸で移動するのが間抜けではありますが。

プールには自由に使えるバスタオルが山と積まれていて、アクティビティや温泉(時間制)の申し込みができます。結構安かったはず。
プール周囲にはビーチパラソルとウッドのビーチチェアー、海にも同じようにくつろげるポイントはたくさんあります。

基本的に朝食以外食事は別で、ホテル内にも3箇所ほど。なんでもレストランと喫茶と、中華料理レストラン。
結構おいしい。中華料理な苦手な私でも食べられるものが多く問題なかったです。ライスがめちゃ安く、好きなおかずと組み合わせてもGood。中国茶を頼むとポットででてきます。
中国の「チキンライス」と言われる海南鶏飯(ハイナンジーファン)も食べてみました。

香り付けした鶏をからっと揚げて、2種類あるタレを好みによってつけて食べる。ご飯は別盛り。
アーモンド系の香りづけは好みがあるかも?
デザートも豊富で盛りだくさんのパフェのようなものがいっぱい。

ホテルの食事というと高い気がするもんですが、ここはだいたい1000円くらいでおさまるものが多いかな。気分によってあっちいったりこっちいったり。

相方はスープありの麺となしの麺の名前の区別がつかず、同じものを繰り返し注文して嘆いてました。

スパもあるのでオイルマッサージもうけてきました。こういうリゾートでのスパってなんかリッチな気分になれていいよね。
まぁこのホテル内でも特に不自由はないんですが、せっかくだから街まで足をのばしてみることに。

ホテル前に警備員のような人がいて、タクシーを選んで止めてくれます。バイクタクシーみたいのは追い払われていました(^^;)。
街のほうはさすがに人も車も溢れてましたね。

金持ちが多いのか、自転車じゃなくバイクと車がほとんど。人力車みたいなリヤカー引っ張ったタクシー(?)やバイクにリヤカーつけたようなタクシー(?)の客引きが結構うるさくつきまとってきます。

地元民みたいな人がいっぱいいた大型スーパーに入ってみました。やはり物価は結構安い模様。おみやげもこういうとこで買うと安くあがりますよ。
まぁちょっと人ごみで疲れた。。。

正直「これ!」といった見ものは海南島にはありません。
海も遠浅ですごいきれいなわけではなく(日本の海とたいしてかわらん)、波もないのでサーフィンなどができるわけでもなく、透明度も低く熱帯魚がいるわけでもないのでシュノーケリングもできず。。。

ただ、風にふかれてのんびりすごすには非常にいいところです。
何もしない休日というのもひとつの贅沢かもしれません。(ほとんど寝てた記憶しか。。。(;´∀`))

あ、ちなみにホテルではだいたい英語で通じましたよ。とくにそんな不自由を感じることはなかった。
タクシーには筆談少々とあやしい中国語で指示しましたが。。。

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