またもや計画性もなく、どっか温泉言って来ようとなった。
いくら温泉豊富な東北といえども直前であるためそう選択肢はない。ネットで調べて前からちょっと気になっていた「黒湯の高友旅館」へ言ってみる事にした。
鳴子周辺はだいたい無色透明なほぼ単純泉が多いのだが、そのなかで温泉が「黒い」というのである。どうやらこの辺ではめずらしい泉質がわいてるようだ。
すいていて、お風呂も結構貸し切り状態が多かったのだがカメラを忘れてしまい、古い携帯で撮影したために画質がちょっと悪い。
まず建物は相当年代物のようで、「もしかしてあの向こうに見える建物がそうなのか!」と思ったくらいにふるびていた。
そもそもHPの写真がすべて、カラーではなく白黒なのが怖いぞw。
もともと恐いもの見たさ精神もあるし、温泉にいくのだからお風呂がよければ多少のことはいいのだ!
で、ここのすごいのが、見た目とはうらはらに4種類の源泉・7つの湯壺を備えているのだ!
まず一個目の「含重曹-硫黄泉」の内風呂へはいってみる。
ここは男性というか混浴の方が大浴場となっていて広いようだ。写真は女性専用風呂。
浴槽は結構小さめだがひとりではいるには充分。黄色がかった青っぽい透明だったが、時間がたつと(?)黄黒色っぽくなるらしい。
夜8時〜9時半までのあいだは宿泊の女性専用タイムがある。
次にはいったのが「重曹硫化水素泉」のやはり内風呂。
本家サイトによると「微黄色透明」となっているのだが、ご覧の通り私がはいった時は黄緑いろっぽい暗色だった。上の説明と逆なわけではないのだろうか。。。
重曹とある通り、なんとかくちょっとぷちぷちした感じがあったように思う(気のせいかも?)
もう一カ所内風呂があり、「含土類-重曹泉」となっているのだが、片方は混浴、もう片方は貸し切り風呂となっている。
みんなが寝静まった頃貸し切りの方へこっそり行ってみたのだが。。。。
ちょうどお湯を全部抜いていれかえはじめたばかりだったようで、ひざしたまでしかお湯がなかった(;;)。
まっぱでわずかにお尻がつかる程度のところにしゃがみこみ。。。まぬけすぎるのでさっさとあきらめて他の風呂のほうへいきましたとさ。
もう一カ所は「純重曹泉」の貸し切り家族風呂だったのだが、時間の関係ではいることができませんでした。
すべて内湯で浴槽は小さい家庭的な温泉宿であるけど、ひとつの温泉でいくつも楽しめるのは嬉しいですな。