ポーラと言えば化粧品。私の愛用してたオルビスもポーラ系列だったんですね。今頃気づいた(ーー;)
このポーラの活動の一環として「ポーラ文化研究所」というものがあります。そこからの出版物です。
化粧品会社による化粧品の歴史研究というわけだ。
とは言ってもこの本は、化粧品の成分とかではなく、化粧に使う「調度品」について記載されています。
江戸時代の上流階級の嫁入り道具のセットとか、漆塗り家紋入りで非常に豪華です。
鏡台、伏籠、小物入れにたらいや紅筆、白粉入れ。。。。すべて現代のように使い捨てでは無いため、非常にしっかりした作りで今こういうの作ったらおいくらになるんでしょう(@@)
お歯黒を塗る為のセットなんか、まるで茶道具のようです。
眉の書き方なんかの指導書などもあったりして、現代の雑誌のようで微笑ましい。
こうした小道具類がフルカラー写真で紹介されると共に、実際に使用している浮世絵も一緒に載っていたりするので、(こういう浮世絵の構図って珍しいですよね)実際の使い方や様子もわかっておもしろい。
え?何に使えるのかって。。。3DCGの細かい部分とかに生かせるんじゃないかなぁとか思って(^^;)