私の赤ちゃん

夢日記

子供が生まれた夢をみた。誰に似たのか顔立ちはすごく可愛い赤ちゃんである。

まだ首も座らぬ赤ん坊を別室のベッドで寝かせていた。ベビーベッドではなくなんか普通の枠のないベッドだ。

最初は夜泣きがすごいというので耳をすませて起きていたのだが一向に泣く気配がない。
泣かない子もいるのかな、ぐっすり眠っているのかなと様子を見にいくと、青ざめた顔で暗闇でじっと目を見開いていた。

おむつはだいじょうぶかな?と見てみると、案の定汚れていたのでとりかえる。お腹はだいじょうぶ?と聞くとぐぅぅぅ〜と鳴った。
どうやら気持ち悪いのもお腹すいたのも我慢して耐えていたようだ。

「気持ち悪かったりお腹すいたりしたら泣いて知らせていいのよ。」
と、話しかけると
「いえ、迷惑をかけては申し訳ないですから。お母さんはぐっすりとおやすみ下さい。僕はこのぐらいなら耐えられます」
と返事が返って来た。
「赤ん坊なんだから、我慢しなくていいの」
というと考え込むようにしてじっとしていた。

それから1日ぐらいしか経っていないのに、子供の顔がやたら相方に似ている。
どころか体型も赤ちゃんというよりおやじ体型の小さいバージョンみたいな感じで、おやじっぽいノースリーブシャツを着て横たわっている。

寝苦しいのかごろごろ転がりベッドの端の方まできていたので
「そんなに端に行くと、お父さんのように転げ落ちるよ」と注意した。

暑い夜なので布団をぐちゃぐちゃにはねのけて汗をびっしょりかいていたので、ウエットティッシュで丁寧に体中ぬぐっていると
「ああ、あついあつい、なんか俺病気かもしれないぞ」

ちょっと語尾がかすれて喉が乾燥してるようだったので、飲み物を作りにいこうとすると
「いや、飲み物よりノドアメだな」と。

赤ちゃんにノドアメもないもんだと思ったので無視してミルクを作りに行く。
「おい、でちゃったぞ。おしめをとりかえてくれよ」
と、いうので汚れたのを隣に用意してあった洗面器に放りこんできれいに体も拭いてあげる。

布団をなおしたりしてると、ぐるるる。。という音がして赤ちゃんがスタスタとたちあがった。
「なんか腹の調子がおかしいな。ここでいいよな」
と、いうと洗面器にしゃがみこんで排泄を始めた。

余裕で歩けるなら「洗面器はトイレじゃない」とちゃんとトイレの場所を教える事を早めにしなくてはと思った。
しょうがないので片付けようと洗面器を持って台所にいったところで呼ばれたので流し台にひっくり返してしまった。
さすがに食器と一緒は、、とちょっと情けない気持ちになる。

その後も我が儘いいたい放題で結局一睡もできず、妙に可愛げのない赤ん坊だとは思ったが自分の子だからしょうがない。しつけをこれからどうやっていくかだなと。

目覚めてからも、あんな子供ができたらちょっと嫌だなぁと思った。