夜行列車に乗っている
どこへ行こうとしているのかわからないが一人旅のようだ。瓶の中にポン酢と醤油とだし汁などを混ぜ合わせてなにかにつけるドレッシングのようなものを2つ一所懸命作っている。
列車の中に台所のようなものがあって、みんなそこで作業しているのだ。消灯時間になった。
列車の椅子なのにベッドのようにほぼ180度倒れて足も乗せられるので今までよりかなり快適だ。
周囲はみんなおばちゃんたちで前と横に並ぶようにしてみんなおとなしく寝ている。
ふと目が覚めたので、静かに周囲を起こさないように再びタレを調合していると放送がかかった。
「次は○○〜○○〜。○○を過ぎると終点の横浜に到着致します」
○○はまったく知らない駅名だったが、なんとなく能登の方面に向かっていると思ったら横浜を経由してどこかに行く途中だったらしい。
電気がついたので片付けをすすめていると、私のお菓子だと思っていたものを2袋見知らぬ人が輪ゴムをかけてしまっていった。
あれ?それ私のじゃ。。。。といいかけたがやはり自分のじゃなかった気もしたのであきらめた。
家に戻ったらいるはずのない旦那がPCで遊んでいた。
何故いるはずもないのかわからないが、居る事に非常に違和感を感じたことは確かだ。
しかし、旦那がいるんじゃ一人旅なんてできないやん、何故旅しようと思っちゃったんだろ。
「ご飯は?」多分いらないだろうと思ったが聞いてみると「いらないよ。」ああ、やっぱり。
食べて来たとかそういうんじゃなくていらないんだと感じた。だっているはずがないのにご飯もいるはずがない。。。
とりとめのない続きがあった気もするが覚えているのはここまで。