塩分って結構影響あるかも

海水

カクレクマノミが突然死して、相方が一番お気に入りの魚だったのでまた小さい子を2匹投入。

しかし塩分濃度をあげていってから、ばんばんチンアナゴたちが顔をだすようになり、ここ数年姿をみないか顔をだしてもちょこっとだけだったのが、みんな伸びあがって餌にくいつくようになった。
ベラやクマノミが周辺を泳いでも負けずに伸びあがってくる。

思えば一番最初に飼い始めたときは、みんなこうやってのびのびと伸びあがって元気にエサ取り競争に加わっていたものだった。
そう、最初は浄水器もなかったから天然海水を買っていれてたw
途中から水道水で人工海水を作るようになって苔の大量発生やシアノに悩まされ、やがて浄水器で苔の心配は薄れたものの、その間に比重計だけを頼りにどんどん塩分濃度が薄まっていってしまったようだ。

そのうちにいくら入れてもサンゴが長生きしなくなり、ライブロックには苔がつきまくり、チンアナゴは姿をほとんど見なくなっていったのだった。
鱗とかないのに表面積は広いから、チンアナゴはより水質に敏感なのかもしれない。そして塩分は低いと影響がでるため砂に潜って身をまもってたのかもしれないね。

サンゴは非常に調子が良い。
先日消灯後の写真しかなかった為タコのようだったハナガタサンゴはピンクがかった赤の子です。
誰の悪さか何回かライブロックから落とされてひっくり返ったり一部砂に埋まったりもしてたけど、けなげに復活してます。

以前は何度か失敗してたキクメイシもきれいに状態維持。
蛍光グリーンの中心に青みがかった共肉、一部赤紫っぽいサシがはいってるきれいな個体。

さらに先日UCA ナガレハナサンゴのオレンジ個体をゲットしました!
パステル調の柔らかいオレンジ色は珍しく、かわいいハート形です。

前からいる子も色鮮やかに、縮こまらず元気です。

さらにさらに、購入して水槽にいれてから2か月近くまったくポリプの先っちょさえださなかったので、しまいにどのライブロックのかけらについてたのかさえ定かではなくなっていた、マメスナの一種が開いた!

最初自然発生した何かだと思ったけど、なんとなく見覚えがある形のポリプだったので気づいたよ。
しかし、でかい方のマメスナは、一向に顔を出さず。。。うーん。そもそも生きてるのか自信がなくなってきたぞ

いまいち水槽の調子があがらないのは、リン酸塩や硝酸塩やMg、Caなどのせいだと思って道具も取り揃えてはみたけれど、まさか塩分濃度の誤差がこうも影響するとは、基本すぎて気づかなかったね!

ちなみに私が購入したハンナのデジタル濃度計は純粋に塩分のみをみるためのものである。
え?そんなの当たり前じゃん。そのための塩分濃度計でしょ?
いろいろなサイトで比重と塩分濃度の違いを取り上げてるのはこのことでしょ?

と思っていたのだが、どうやら違うらしい。
と、いうか一般的にアクアリウムで塩分濃度を言う場合は屈折計での濃度がベースになってるらしく、屈折率でみると簡易な比重計より温度などに左右されない、もっと精密な塩分濃度が測れる代わりに厳密な「塩のみ」ではなく、化学的元素なども少し含まれた数値なんだそうだ。

なので結果的には実際の数値に食い違いがでてくる。
実際にいつものN店でいろんな水槽で測って比較してもらって確認。
で、このデジタル塩分計を一般的な数値をみて35とかに合わせたらとんでも濃くなるよと注意された。
危なかったぁ~~~。すでに31過ぎまで来ていて、これからもっと上げていくつもりだったのでw
最大でも32ぐらいという目安に目標変更。怖いので実質的に31の後半ぐらいをキープ。

もう簡易比重計の出番がないな(--;)びよ-んと規定範囲ぶっちぎっちゃってるし

しかし、せっかく投入したカクレクマノミが5日で二匹揃ってまた死亡した。
今度は店の塩分濃度も測ってきてたし、そちらで馴染んだ濃度とそう差はなかったはずだし、水合わせも1時間ほどかけて慎重におこなった。
思うに、最近セイルフィンフェアリーラスがやたら激しく飛び回っていて、蓋にもガンガンぶつかっている。
音で振り返るとだいたい全体のヒレを広げて威嚇してるので、(相手はチャイロヤッコの場合が多いが)もしかしてこいつにやられたかも。数日様子見してたところクマノミは大人しかったので。


マンジュウイシモチやチンアナゴやルビーレッドドラゴネットなどには全く無関心なんだけどね。
様子をみてまた強制隔離する必要があるかもしれない。

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