今まで水質管理はアナログ比重計とPHモニターを目安に調整してました。
しかし少しずつ以前よりは高価なサンゴも増えてきたので、もっとちゃんと管理した方がよいかなと思い始めた。
基本はだいたい比重は1.022前後
PHは8.2前後
でも比重は水温によっても変化するので、換水用の水を作る時に冬場と夏場でお湯を足したり冷やしたりは特にしてないので誤差があったはず。
塩分濃度でデジタルで人目でわかる方が良いなと。
ハンナの直販で塩分テスターを買うついでに、サンゴに重要そうなリン酸塩、カルシウム、KHチェッカーも共に購入(KHのみ品切れで入荷待ち中)
薬事法の関係で試薬類の店舗販売が難しくなってくるという情報を得たので、メーカー直販の道をつけとくかなと。
で、一般的に海水魚のみなら30‰、サンゴの場合は33~35‰ぐらいが適正というが、上記の条件で測ってみたら。。。
え???何度測っても26しかないよっ!これって低すぎないか?
そういえば時々こういう蜘蛛の巣みたいな粘液っぽいのがライブロックやサンゴから出てるが、そのせいか?
マメスナが全然開かないのもそのせいかっ!??
これはやばい状況なのではないかと、換水のたびに塩分濃度を徐々にあげていき、2週間ほどでようやく30まで上がってきた。
相変わらずマメスナは開かないが、一時期不在中に砂に落っこちていて一部溶けたようになっていたハナガタサンゴの共肉が復活した。
ツツマルハナサンゴやシャコガイ、コフキウミアザミなども調子がよさそうだ。
そして、なかなか顔をださなかったチンアナゴたちが最近は3匹とも顔をだして人口餌を追うようになり、見ていても前ほど引っ込まなくなった。
ただ、塩分濃度があがるに応じて、比重もどんどん上がっていく。これは塩分濃度とどちらを優先すべきなのかo(´^`)o ウーン…
良いことだけならばこのままもうちょい上げても良いのかと思ってたけど、最近またシャコのカンカン隔離水槽のふちを叩く音が騒がしくなってきた。餌をあげてもすぐ放り出す。
そして。。。。。
熱水でも淡水でも殺しても死ななかったような丈夫なクマノミが突然2匹そろって死亡しました(/゚◇゚)/はぅ!
前日まで普通に泳いでるように見えたし、2匹揃って同じ日に突然というのが不審点ありあり
なのでじっくりと観察してみた。
目がまだそんな淀んでないので死亡時刻は帰宅する数時間前だと思われる。
2匹ともかっちかちに固まった感じで推定に横たわっていた。
ヒレがなくなってるのは死亡後にカニなどに食害にあったものと思われる。(前日泳いでた時には異常なし)
で、特に大きい方なのだが、体が白っぽく粉を拭いたような感じで上部半分が黒ずんで見えるし肌荒れもしてるように見える。
カクレ病?トリコディナ?
という病気がなんだか症状が近いように思えるが、今まで6年以上かかったことはない。またライトの出力を苔防止でやや落としているため異常を見逃していた可能性が大。
いずれにしても、この短期間塩分濃度あげが影響した可能性がないとは言えない。
てか、トリガーはそれで体力低下を引き起こした結果じゃないかという疑いが濃厚。
だって、アバウトとはいえ多分その低濃度で7年近く暮らしていたので(パイロットフィッシュ)体がその濃度に適応しちゃっていたんじゃないかと。
浸透圧の変化がかなりのストレスになった可能性は否定できない。
他にも2年以上飼育してる魚たちもいるので、ちょっといったん濃度上昇はおさえてキープで様子をみようかな。
ついでにアナログ比重計も長く使用してるので、買い替えて狂いがないかチェックしなおそう。