書庫:読書ログ

小説・エッセイ

時代物フィクション

陰陽師 鉄輪

原点を辿ればもともと「鉄輪」は能の演目として歴史が古いようです。安倍晴明に相談を持ちかけるのも原点からですが、そこに源博雅もからめて夢枕 獏節に仕上げた2000年出版の『陰陽師 付喪神ノ巻』に収録されている「鉄輪」2003年にさらに肉付けし...
時代物フィクション

陰陽師―瘤取り晴明

かの有名な昔話がモチーフとなっており、大筋は一緒。良いじいさんの瘤が欲張りじいさんに、、めでたしめでたし。で、終るわけではなく、後日譚のようにそこへ晴明と博雅が関わって話が広がる。おさめられているのはこの一話だけで短くあっというまに読み終え...
国内小説

深い河

この作品も、様々な人間のそれぞれ違う人生を描きつつ、交差していく様を描いている。立場や生き様は違うけど、過去に対する後悔、懺悔や悲哀を抱き、この先の生き方を模索しているところが共通している。遠藤さんは、女性を卑下も神聖化もしないのがいい。内...
ミステリー

幽霊塔

読み始めてすぐに、ああこれは以前漫喫でたまたま手に取った「幽霊塔(乃木坂太郎)」のモチーフだな。とピンときた。いやいやそれ以前にも、なんか読んだことあるような。。。。題名にも記憶が。読み進めてるうちに、文章の感じが江戸川乱歩にとても似ている...
ミステリー

人間の証明

霧積温泉に泊まりに行くことになった時に、宿に向かう途中本屋に立ち寄り購入。子供の頃に見た映画の宣伝では、暗くて何やら怖い印象と「母さん、僕のあの帽子。。。」という1節だけが印象に残っていたが内容はまったくわかっていなかった。ニューヨークスラ...
SF

決定版 2001年宇宙の旅

「2001年宇宙の旅」を映像で見て、その斬新な映像と構成に酔いしれ、抽象的な部分は想像で補い、それはそれで楽しめた。しかし、その解釈が正しいかどうかは不明だし、特に後半の畳み掛けるような転換も感覚で捉えてみたものの、すっきり納得というところ...
ミステリー

江戸川乱歩全集 第21巻 ふしぎな人

本書は最初の短編3つと、子供向けに書き下ろした少年探偵団シリーズ奇面城の秘密夜行人間搭上の奇術師ふしぎな人かいじん二十めんそうが収められている。明智探偵はあまり活躍せず、小林少年も捕まったりミスしたりで、ポケット小僧が実質的に主役になってる...
SF

宇宙戦争

以降の映画や物語等、SFの世界観に多大な影響を与えたといわれるこの古典的な作品を、いつか読もうとは思っていたが、実はそれほど期待はしていなかった。なにしろ書かれたのが1800年代で20世紀が遠い未来と考えられていた時代である。それで火星人に...
海外小説

ジーキル博士とハイド氏 (田中 西二郎訳)

話を知らなくても、この二人の名前が意味するものを知ってる人は多い。昔読んだ覚えがあるんだけど、細かい内容は忘れてしまったので、読み返してみた。まぁ、ちょっと内容に触れても、もはやネタバレにはならないと思うのだが。ざっくり言えば、地位も名誉も...
随筆・エッセイ

テルマエ戦記

大ブームを巻き起こした風呂漫画「テルマエ・ロマエ」の作者であるヤマザキマリさんの、エッセイ(ブログ)です。(最後を除いて漫画ではありません)テルマエ自体は風呂好き、歴史好き、マニアック好きな私としても、ストライクにおもしろい漫画であるわけな...
国内小説

海と毒薬

だいぶ前に買ったはずだが、掃除のついでに本棚の隅で忘れ去られていたのを発見した。遠藤周作というと、どうもクリスチャンという印象が強く、どこか宗教臭い話になるんじゃないかという偏見もあった。だが、ここには神の姿はない。暗い井戸の底で、運命のま...
ミステリー

ナミヤ雑貨店の奇蹟

「これ、おもしろいから」と家人に薦められて読んでみたが、最初の正直な気持ちは「なんだ、SFの世界では特に奇抜でもないありがちな設定じゃんね」でした。一章々々が完結した話となっており、まあそれぞれの落としどころは東野さんらしいかなぁ~と。2-...
タイトルとURLをコピーしました