植生が乏しくてなんか寂しかったので、いろいろ調べてみた目がリアルだったグリーンスタッフワールドのペーパープランツシリーズをいくつか購入してみた。
しっかりした耐水ペーパーみたいなのを想像してたんだけど、普通の厚手クラフト紙みたいな材質でした。
だいたいは要所のつながってるとこを数か所カッターで切るだけで、お祭りの型抜きみたいな感じで気持ちよく抜けてくれるんだけど、中には不良品なのかもう見るからに浮きもなくぴったりつながっていて手動で切り出さなきゃいけないのも混ざってました(ーー;)
とりあえずそのままだと単色単調なので、見本のようにリアルに見せるには自分で色塗りをしていかないとなりません。
筆だとベタ塗りっぽくなるので、エアーブラシがあればいいのでしょうが、まだそこまで本格的に道具を揃えてない人におすすめなのがガイアノーツさんの「イージーペインター 」。
手持ちのラッカー系塗料でなんちゃってエアーブラシになります。
実際には本体だけでなく、塗料の薄め液と洗浄液は必須になってくるんですが、エアーブラシを買うよりは、はるかにお手軽プチプライスです。
一色ではなく、実際の葉っぱの写真などをみながら何色か重ねて仕上げていきます。
で、このキットについてるのは葉の部分だけなので、直接茎から生えてるやつは別として幹などは自作しないといけない。使えそうな素材を見繕ってみた。
一つ目はまず100均などでも売ってる荷物縛る用の麻紐ですね。元々自然素材なのだから親和性が高いはず!と針金にぐるぐるりんと巻いていく。
最後は水溶きボンドをぶっかけてしっかり固定。
続いては医療用のサージカルテープ。あれば伸縮包帯なども良さげですが色味が近いのと後から色を塗り重ねられそうな素材だったので。同じくぐーるぐる。
あとはテープやボンドなどで先端に葉っぱをくっつける。背後のプラスチックの出来上がり植物よりは自然な感じになったと思う。
ホームセンターでも夏が近いせいもあってか昆虫コーナーに使えそうな素材がありましたねー。(虫湧きには注意だが)
それぞれの植物を配置していったんボックスにおさめてみた。
なんとなくかさかさして色気がないなと感じたので、この後土部分にぬかるみ等手を加えていって当初の予定通り並べてみたところ。
恐竜大集合といったところだが、いかんせんなんか静的で面白みがないなあ。
基本的にフィギュアは壊したり変形したくはない。となるとできるのは一部口の開閉ぐらい。
動かしたり組み合わせたりいろいろやってみて、「お!なんかぴったりポーズも位置もはまったぞ」となったのがこちら。
恐竜たちの泥はねや汚しをやるか悩んだが、とりあえずまだ動かすかもしれないのでこのままで。一応いったん完成としましょう。