何かが、、いるっ!?

海水

そろそろ魚は打ち止めにして(チンアナゴは除く)、サンゴをもうちょい増やしていこうと思ってたのだけど、先週末NMCに行って、ついまたひとめぼれでフチドリカワハギを連れて帰りました。。。なんでそんな私の好き心をくすぐる魚を入荷しちゃうんだ。

てか、フチドリカワハギってペパーミントシュリンプと並んでカーリー駆除用に重宝する魚だったのか。
ペパーミントシュリンプでも入れといたほうが良いかなあと思ってたので、期せずしてお掃除屋ゲット!(それほど大型化しないのと見かけだけで選んだ)
サンゴや甲殻類を食べるので注意ともいわれるが、そんな高価なサンゴもないし、生体も口に入る大きさでなければ大丈夫かな?

さて、元気にそろって泳いでいたパイプフィッシュだが、急に後から来た1匹の姿がみえなくなった。
複雑にライブロックを組んでいるので隙間にでも入り込んでるのかと思ったが、翌日になっても出てこない。前から横から水槽を覗いてみると、左方向のライブロックの凹んだ隙間に入り込んで何やら色あせた輪ゴムのようなものが丸く引っかかっているように見えた。。。。多分これだ(--;)

その前まで餌も食べてたし、悠々と泳ぎ回っていたし、異常は見られなかったのだが一つだけ思い当たることがあった。
それは引っかかっていたライブロックの場所。左の端の土台の大き目の岩。

先日、水槽掃除をしていた時に、その左の大きなライブロックのあたりを動かしてたら、何やら手に「バチンっっ」と強い衝撃があってびっくりして周囲に水を跳ね飛ばしたのだが、実は以前にもそういうことがあり、懐中電灯も使ってライブロックを覗いてみたのだが何も見当たらなかったので気のせいかと思ってたのだが。

魚につつかれたとか噛みつかれたとかそういう感触とは別物で、シャコパンチを喰らったような、太い輪ゴムではじかれたか、デコピンで強くはじかれたような感じの衝撃。ライブロックに深めの穴があいてるような部分があり、そこが怪しい気がするが、やはり何も見つけられなかった。
(下の写真は後日カメラで拡大撮影して画像処理で明るくしたものだが、やっぱり何かいる気がする。。。)

しかしその翌日、テングカワハギが左の水流ポンプの吸い込み口にぴったりと、体全体がぐったりと吸いつけられていた。(ネットを張ったため引き込まれずに済んでいる)
死んでる!?と思ったのだが、水流ポンプを止めたらしばらくしてひらひらと水中に落ちてきて、、、、、逆立ちで静止した。

ん?

もうちょいしたら、弱弱しくだがひらひらとヒレが動き始め、なんとか生きてることは確認できた。
弱っていると気づくと攻撃しかけて殺しちゃう魚も結構いるので(昔のフェアリーラスなら間違いなくやりそう)、隔離をしようかとしばらく注意深く見守ってみた。
近くをさまざまな魚が通るが誰も特に注意を払わないのでそのままにしておいたらしばらくして普通に元気に泳ぎ始めた。


、、、ってことは気絶してたんじゃないか!?何かの衝撃があって。

吸い込まれてた方向と、ライブロックをつつきまくる習性を鑑みて、多分私がやられたやつにバチンされたんじゃなかろーか。
人間であれだけの衝撃だったら、ちっこい魚にとってはもっと激しいはず。さらに細くてか弱いパイプフィッシュならひとたまりもなかったのでなかろうか!?

飛び出しや巻き込みの危機が去って油断してたが、思いもかけぬところに危険は潜んでいるものだ。
岩組をささえてる土台ロックなので取り出すには一苦労だが、そのうち時間がある時にでもバケツに水をはって徹底的にフリフリして調査すべきかもしれない。

ちなみにテングカワハギは、この事件があった夜から、急に人口餌に食いつくようになったw
今まで見向きもしなかったのに、水中を漂うクマノミ用の小さい粒状餌を追ってパクパクと。頭を打って何かスイッチが切り替わったのだろうか。。。(謎

なんやかんやと事件が絶えない我が家の水槽は日々確認しないと何がいるのかわからなくなってくる。
たいして変わってはいないが、とりあえず現時点で確認できているのはこんな感じで。

思えばもう6年以上前の水槽立ち上げ時から生きてるクマノミペア。
マンジュウイシモチは2年半くらいか。
どちらも度重なる溢水による淡水化や風呂なみの高温など大事故を生き延びてる強い子。

一時期攻撃的になったが、隔離後大人しくなったセイルフィンフェアリーラス
色彩に変化が欲しくて加えたアミメチョウ

ちっちゃいけどぷっくり元気で鮮やかなルビーレッドドラゴネット
以前フグに齧られ再投入したチャイロヤッコ

意外としぶとい綺麗なテングカワハギ
にょろっと系鮮やかメニイリングドパイプフィッシュ

新たに仲間入りしたフチドリカワハギにアカネハゼ。。。。。あれ?アカネハゼがいない!
ひっそりと没していたのか(;;)

お掃除部隊として、ウミケムシや残餌にアロークラブ
ライブロックの苔とり舞台にエメラルドグリーンクラブ(少なくとも3匹は確認)

苔を背負ってるが元気に働くマガキガイ5-6匹かな
ガラス面より最近ライブロックにいる苔掃除のシッタカ貝

あと、姿は現さないが生きていればいるはずのニシキアナゴ(--;

そういえば、前回撮影したときにバブルディスクの下についてたカーリーの姿が消えてるな。
フチドリカワハギか誰かが退治してくれたのかな?

テングカワハギに釣られたのか、フチドリカワハギも一緒に人工餌に食いつくようになりました。
まずはちゃんと餌が食べられる状態になるかどうかが分かれ目だから安心した。

追記:やはりマジに居た!!
夜遅い時間、ライトが薄暗くなってからなんか違和感を感じて懐中電灯で照らしたら、まさに危ぶんでいたあの穴のところにエビのような頭がぬっと突き出していました!
照らしてたらすぐに引っ込んでしまったが、ライブロックの内部がかなり深い空洞になっているようで潜るとまったく見えなくなる。
週末にでもじっくりと岩ごと取り出しておびき出してみよう。

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