フグのいなくなった後、サンゴも魚たちも安定してのびのびして落ち着いて平和になったなぁ~と思っていたのですが、セイルフィンフェアリーラスが突然狂暴化しはじめました!ベラだで?
ライブロック周辺でチャイロヤッコを追い立ててる姿は見られたけど、翌日はチャイロヤッコがちっちゃいながらラスを追い回していたのでそれほど問題ないかなとw
メイン巨体がなくなってまた地味さが増したのと、フグ餌のせいで苔がかぶりはじめたライブロック救出のため、新たな仲間を投入。
まずはエメグリクラブさんたち。この子らは水槽放出直後からバリバリ働いてくれます。
そしてひとめぼれしたアカネハゼさん。
こういう頭ばかりでかくて口もでかいが目がつぶらで不格好な魚ってなんかかわいく見えちゃうんですよ。
そういやポリプテルスとかも同じような系統でしたな。。。
そのくせ色も赤、青、黄色と鮮やかできれいでしょ?派手な衣装を着たブスというか。。。(コラコラ)
んが!こいつを水槽に放流して間もない、まだ水面付近をさまよってるうちからセイルフィンフェアリーラスが猛烈に攻撃をしかけてきたんです!
そりゃもう容赦ないほどライブロックの縄張り付近とか関係なく、水槽の隅までも砂地の角までも徹底的に追い込んでしまいにはかみつきはじめたんですよ。
可愛そうにアカネハゼは失神寸前でぴくぴくしはじめたのでこりゃやばいとセイルフィンフェアリーラスの方を捕まえようとしたがこいつが逃げ足がめちゃ早い(--;)
そこで、とりあえずアカネハゼを隔離容器に閉じ込めたんだけど、その周囲をセイルフィンフェアリーラスが背びれや尾びれまで広げて威嚇しながら箱を突っつきまくる執念深さ。
ちなみにセイルフィンフェアリーラスが攻撃を仕掛けるのはチャイロヤッコとアカネハゼのみ。
アミメチョウやルビーレッドドラゴネット、クマノミなどにはまったく無関心な謎。
もしやアカネハゼは色が似ていたため、同種と勘違いしたのか??
翌朝、底砂でも掘ったか狭いライブロックの隙間にアカネハゼが脱走して隠れているのを発見。
このままでは平穏はないので、いったんベラがいつも隠れるライブロックをどけて徹底的に追い回して確保。
しばらく縄張り意識が抜けるまで独房監禁となりました。餌は隙間から注入してあげる。
このセイルフィンフェアリーラスも色が乗ってきてほんときれいなんですよ。でもいじめ、よくない。
巨大なフグという天敵が消えて、調子にのっちゃったんだなこの野郎。
こいつを隔離したことで、チャイロヤッコも落ち着いて餌を探しにでてくるようになりました。
一日で★にされるかと心配したアカネハゼも、ゆったりと底砂を探ってお散歩しながら落ち着いてきました。
強いやつが抜けると、代わりに違うボスが台頭してくる。
自然界の広い海なら逃げる場所や新しい縄張りを求められるけど、狭い水槽内、全域縄張り主張されたらそりゃ困る。
うじゃうじゃ入れれば縄張りもへったくれもなくなるのは確かだが、水質管理が大変なことにw
なんとかパーソナルスペースを小さめにする努力をお願いしたいものです。