とにかくiPhoneのカメラ関係のアプリは数が多いので、レビューなどもとても見切れない。
定評のあるものがまとめられていると、入門者にはとても助かる。
この本はフルカラーで、目的別に操作ボタンの説明や実例が掲載されている。
海外発のアプリも多いので、一覧でどれが何のためのボタンかわかるのもありがたい。
小型なので持ち歩いてもいいだろう。有料アプリと無料アプリと両方混ざっています。
内容的には、まずビネットや色落ちやセピア調などレトロな雰囲気を演出するトイカメラ風のアプリ。
単体の説明をみてもわかりにくいが、比較してみると意外と色味やコンラスト、癖などに違いがあるのがわかる。
マルチ撮影やパノラマ風等形態もいろいろあるもんだ。
そして様々な雰囲気を変えるフィルター類。
先に設定して撮影するものと、後から撮影済みの写真にも効果を加えられるものとありますね。
イラスト調やポップアート調なども、パソコンで画像ソフトをいじくりまわすより簡単にできる。
ボタンひとつで顔を変えるフィルターは、いろいろ持ってると便利ですね。
多重露光やかさね撮り、ミニチュア写真にパノラマ、ステレオグラムまで、、、ほんとなんでも出来ちゃう時代になったもんだ。
インスタントカメラっぽく仕上げる物も、いくつか種類がありますね。
ちょこっとメモを入れたり、マジックで書いたような手書き風にしたり。
通の方向けに、まるで一眼レフのように露出やHDR、フィルムやレンズの種類のなどを擬似的に変えるようなアプリもあります。
このへんになるとゲーム感覚ですが、暗室作業を再現するアプリなんてのもあるんですね。
また、動画撮影も可能になったことから、ムービー用のフィルターもいろいろ出て来ました!
まあ、アプリは日々新しいものが出たり、進化していったりするものですが、多くの人に認められたものはやはり長く残る。
種類も実例もなかなか多くて見易いので、最近のこの手の本のなかではいいんじゃないかな。
これを見て、新たに購入、追加したアプリもあります(^^)