書庫:読書ログ

時代物フィクション

時代物フィクション

三国志(吉川英治)

歴史や海外古典的な文学というものは、訳者あるいは作家の感じ方によって、ちょっと違った雰囲気を生み出す。三国志あるいは三国志演義も日本国内だけでも複数の作家の手で描かれて、ゲームや登場人物の解説本や想像画など広がりを見せている。水滸伝、西遊記...
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親なるもの 断崖

日本を代表する、苦難の歴史で耐え忍んだ女の話といえばまず浮かぶ「おしん」しかし、昭和の時代に入っても、貧しさゆえに最下層と呼ばれる生活で地獄を生き抜き、あるいは命を落とした人たちはまだたくさんいた。舞台となっているのは室蘭。どこかに立ち寄っ...
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陰陽師 鉄輪

原点を辿ればもともと「鉄輪」は能の演目として歴史が古いようです。安倍晴明に相談を持ちかけるのも原点からですが、そこに源博雅もからめて夢枕 獏節に仕上げた2000年出版の『陰陽師 付喪神ノ巻』に収録されている「鉄輪」2003年にさらに肉付けし...
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陰陽師―瘤取り晴明

かの有名な昔話がモチーフとなっており、大筋は一緒。良いじいさんの瘤が欲張りじいさんに、、めでたしめでたし。で、終るわけではなく、後日譚のようにそこへ晴明と博雅が関わって話が広がる。おさめられているのはこの一話だけで短くあっというまに読み終え...
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死者の書・口ぶえ

国学・民俗学の研究者としては著名な折口 信夫氏が、普通の小説も書いていた。というところに興味を惹かれて手に取りました。信仰や風習、伝説等は確かに空想的なものではあるけれど、研究となると、社会背景を捉えながら現実的に解釈してゆくものだから、自...
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魔界転生〈下〉

まぁ上巻の後半から始まっていたが、我らが十兵衛の大活躍。魔界軍団にはっきりと敵対して暴れ回ります。相変わらず無意味にお色気があったりしますが。。。上巻の目次はなんだったの??と思うぐらい各章のタイトルも普通に場面になってるし(笑)それぞれ魔...
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魔界転生〈上〉

かなり古い小説ではある(同じ角川でも所持してるのは昭和56年発行)。この題名を聞いた時に、若き日の沢田研二が白塗りで飛び回る場面を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか(笑)本当は直前にダンテの「神曲」を読み始めたのだけど、どうも疲れがた...
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安倍晴明・怪

夢枕獏さんの「陰陽師」を読み始める前に読んでいたのが、小学館から出ていた谷恒生さんの「安倍晴明」シリーズ。なんとなく大衆的な娯楽色が強い作品だったような印象があったが、今回光文社から出ていたこの本をあらためて読んでみると。。。文章的にはとて...
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陰陽師―夜光杯ノ巻

夢枕さんの陰陽師シリーズもはや11作目? 清明に関する逸話は本当に多いですね。源博雅を相棒に出したのが見事なほどにはまって、もはや彼ぬきに考えられないほどになっている。基本的には短編で、しっとりとした文章も読みやすくつい手に取ってしまう。今...
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陰陽師 首

本屋で「ああ、陰陽師の新刊がでてるな」と思って手にしたのですが、よみはじめた途端「ん?この話は読んだな。。」と。安倍晴明伝説は他の著作も読んでたので、てっきり違う著者かと思ったら、ずばり夢枕獏さんの「陰陽師 龍笛の巻」におさめられてましたな...
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ねむり姫―澁澤龍彦コレクション

澁澤さんでねむり姫とくれば、ペローやグリムのような西洋的なものを想像してしまいがちですが、これはちゃきちゃき日本、平安時代から江戸時代までの時代小説です。彼の著作の中でも数少ない創作小説のひとつ。「ねむり姫」「狐媚記」「ぼろんじ」「夢ちがえ...
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高丘親王航海記

澁澤龍彦氏の著作の中で、私が一番大好きなのがこの本です。年に数回必ず読んでいるような(^^;)元々博物学的なエッセイというか論文というかが多くて創作小説自体が数えるほどしかないのですが、もっと創作小説も書いて欲しかったなと。この作品は彼の最...
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