書庫:読書ログ

国内小説

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終りし道の標べに

事実的な安部公房の幻と言われた処女作品であるが、読み易いように旧漢字かなを現代表現に改訂したもの。まだ文章的にも非常に固さを感じ、内容的にも哲学思想的で読み易いとは言えないのだが、原点を感じて深い内容です。「何故に人間はかく存らねばならぬの...
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唐草物語

小説ともエッセイとも言いがたい不思議な著作。この作品で、第9回泉鏡花文学賞を受賞している。そういえば、こないだ読んでいた「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の翻訳者、矢川澄子さんは澁澤龍彦氏の奥さんじゃないですか。奇遇な(ーー;)この著...
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魔王

かなり前に知人のすすめで購入して読んだのですが、再度読み直してみました。一体「魔王」とは何で、誰が魔王なのか?途中で黒幕なども見えてくるのですが、果たしてそれが魔王と言えるのか、最終的に浮き彫りになってくるある人物の性質は魔王と言えるのか?...
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イノセント・ゲリラの祝祭

私は専門用語はよくわからないが、現在の社会が抱える医療問題を、一般人にも比較的理解し易いように小説という形で提示してくれた書籍と言う気がする。現実に起こった事件などもモチーフにしているので、想像力も働き易く、すっとなじんでいける。生きて行く...
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澁澤龍彦初期小説集

澁澤さんの著作には数少ない創作小説集。彼の描く幻想ワールドにはもともと「オチ」のようなものがないので、なんとなく宙ぶらりんな感じに陥るものだが、初期の方のものばかり集めた本小説集は、よりその傾向が強いように感じられる。まあ、一般的な起承転結...
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大地の子

以前にパール・バックの「大地」とうっかりチャンポンしてしまいめげて一度放置したのですが(どちらも一昔前の中国の話なので気づかず交互に読んだw) 全4巻読み切りました。 かなり深い話です。大きな流れは「中国残留孤児」「文革からの中国」「宝華製...
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