書庫:読書ログ

国内小説

SF

レダ

これも学生時代に読んで結構面白かった印象のある栗本さんの再読。SFの世界だが、どこか新魔界水滸伝のラクラシラルを彷彿とさせるような設定。ミラという名前はやはりガタイの良い男のイメージなのかとおかしくもなった。気弱でコンプレックスに悩むちょう...
SF

新・魔界水滸伝(銀河聖戦編)

さて、やはり魔界水滸伝は20巻で完結ではなかった。 新魔界水滸伝が第3部となる訳だが、だい4部までの構成で考えていたらしい。当時読んだ記憶がないので、というか、魔界水滸伝が終わってから四年も空いたので発売に気が付いてなかったようだ(ーー;)...
SF

魔界水滸伝(地球聖戦編)

12巻~は地球がほぼクトゥルーの異世界に侵略されて、もはや現実世界を完全に離れたサイキックウォーズの様相となってくるので、ここで世界観に入り込めるかどうかで面白さが変わってくる。とにかく北斗多一郎の涼に対する思いが激しくほとばしり、ちょこち...
SF

魔界水滸伝(魔界誕生編)

高校生のころ、はまって寝る間も惜しんで夢中になった栗本薫さんの小説。当時は クトゥルー神話をモチーフにしてることは知っていたが、そもそもクトゥルー神話自体がどういうものだかわかっていなかったし、題名の水滸伝についても深く考えていなかったはず...
国内小説

きみの声をとどけたい

思春期の女子高生の戸惑いや悩みや苦しみ、友情と人との関わり方などを描いた「言霊」を中心とした人間模様。2017年にアニメで映画化されたのだが、その脚本家が書き下ろしたノベライズ。話は高校生なのでもちろんジャストエイジが読んでも良いのだろうが...
国内小説

夢の逃亡

昭和20年頃の安部公房氏の初期短編作品集。正直文体は硬めで、観念的な表現が多用されていて極端な比喩が多く、爛熟期に比べると読みにくいところはある。主体=不明、立場=不明、対象=不明、時や空間の感覚=不明というように、登場人物が曖昧で薄ぼんや...
国内小説

カオスの娘

アイヌのシャーマンをモチーフにした小説。その意思を受け継ぐものとして、祖母の血を引いたナルコレプシーの少年が選ばれた。島田さんって夢遊病的な題材を取り上げる作品が複数あるよね。。小説の中では「眠り病」が強調されて、別の世界へ瞬時に旅立つよう...
国内小説

深い河

この作品も、様々な人間のそれぞれ違う人生を描きつつ、交差していく様を描いている。立場や生き様は違うけど、過去に対する後悔、懺悔や悲哀を抱き、この先の生き方を模索しているところが共通している。遠藤さんは、女性を卑下も神聖化もしないのがいい。内...
国内小説

海と毒薬

だいぶ前に買ったはずだが、掃除のついでに本棚の隅で忘れ去られていたのを発見した。遠藤周作というと、どうもクリスチャンという印象が強く、どこか宗教臭い話になるんじゃないかという偏見もあった。だが、ここには神の姿はない。暗い井戸の底で、運命のま...
国内小説

友達・棒になった男

安部公房らしい、非現実的ながら妙に身近なイメージがぎゅっとつまった一冊。戯曲の台本形式のため、最初は読みにくさや違和感を感じるかもしれないけど、読み進めるうちにいつのまにか惹きこまれて自然な感じで読める。一般的には、背景とか情景とかそうなっ...
国内小説

伊豆の踊子

伊豆には昔からいろいろと縁があったのだが、今まで読んだことがなかった。そういえば、「特急踊り子号」が走り、バス「伊豆の踊子号」も走り、子供の頃から川端康成といえば「雪国」よりも「伊豆の踊子」の方が頭に叩きこまれていた。伊豆の中央を抜けるよう...
国内小説

坊っちゃん

昔、夏目漱石の作品に何度かチャレンジしたが、いつも最初の数ページで寝てしまい、まともに読めたことがなかった。おそらく旧文体が読み辛かったせいもあったのだろう。最近はそういう昔の作品も現代語版がたくさん出ていて、いい世の中になったもんだと。確...
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