映画撮影のための立ち会い稽古のようなことをしている。
内容は時代劇物のようで、ちょんまげをした侍のような男は長い棒の先に鎌がついた武器。
こちらの相方は木刀を握っている。
しかし稽古をしている場所が何故か、昔住んでいた家の日のあたらないじめじめした裏庭で、物置や犬小屋もそのままある。
向かいはキッチンの出入りできる大きな窓だ。
門の方から、家の横の細い隙間道を駆け抜けてきて、激しく攻撃し合う。
稽古のはずだがやたら武器の使い方がうまく、本気で素早く打ち込み、棒の方もくるくると回転しながら軽やかに受け止め流す。
やがて何かの計略にかかり、裏庭のまんなかに倒れふす相方。ここで一幕で物置の影に移動。
敵が背中をみせて佇んでいる。敵討ちとばかり子供の手をひいて、その背中へ切り込む。カット。
いまいちその場面が決まらない。
セリフ部分抜きで、もういちど最初から動きの流れだけ無言で一通り繰り返す。倒れる所から切り込むところまでを打ち合わせ。ところで監督はどこだ??