ここのところライフライン関係の助け合いで急な来客の出入りも多く、当座の食料もあったのであまり出歩いてはいなかったのですが。
久しぶりに歩いてちょっと足を伸ばし、仙台の立ち直りの早さにびっくり!
まず最初に、仙台朝市通りへ行ってみました。
朝から動く予定だったのが、あれこれしてる間に昼過ぎてしまい、こりゃもうやってないのでは?と懸念していたのですが、各軒下には野菜がまだまだ大量に積まれ、海産物や干物、果物、花など並んでにぎわっていました。
多少行列が出来てるところもあったものの、ほとんど周囲に群がる人くらいですぐ買えるし、大手スーパーなどに数時間並ぶのに比べたら、あっけないほどすぐに購入できる。上野のアメ横みたいな雰囲気でなんかうきうきしてしまう。
仙台駅側に魚市場があるのだが、内部に複数のお店が入っていて、イカや魚やすじこやタコやうなぎやシシャモや、、キムチ屋さんもありました。肉はなかったけど魚がいっぱい!
その後、まだ行ってなかった国分町の方へ向かう。
途中アーケード内では、露天でお弁当やおにぎりなど売ってるところがたくさんあり、暖かい豚汁などが人気。
午後にもなって早く帰りたいらしく、弁当1つ200-300円で売ってるとこもあったりして(^^)
途中目についた根こそぎ倒れた時計台。
広瀬通に出ると、飲食店が目につく。ラーメン屋、イタメシ屋、牛タン屋などメニューは限られるが外食できるところが並んでいる。国分町の中でも居酒屋やバーなどが食事メニューを出していました。
商品の種類が限られてることもあるが、ドラッグストアもほぼ並んでいるところはなく、普通にお店に入れます。
トイレットペーパーやおむつ、粉ミルク、生理用品、ゴミ袋、お菓子にペットボトル等はまだ入荷目処が立たない模様。
眼鏡屋さん、靴屋さん、花屋さんなども開店しているところもあり、町中はかなり活気が溢れてました!
その反面、まだ手つかずで店内が崩れた状態のままのところもあります。
ガラスが割れたままの状態のところもあり、壁が崩れていたり、震災の爪痕はまだ生々しく残っています。
でも、人々はだいぶ元気に! そぞろ歩く人の顔も以前に比べてかなり明るい。
サンモールのマルシェは今日も開催されていたので、ちょっと覗いてみました。
初日は数時間待ちのすごい行列だったのを見たし、今日も遠くからみたらすごい混雑してそうに見えたのですが、入ってみたら行列ができていたのは一部のお店。
お米も販売しているところがいくつかあって、だいたい平均2kg1000円前後といったところか。
他には野菜や果物、米粉の麺やコロッケの屋台、大福餅やパンなど売ってました。今はみんなパンが食べたい模様です(笑)明日も開催されるはずです。
狭い横町もがんばって営業していました。目立たないですが、中には飲み屋や飲食店や八百屋や喫茶店などがあります。
もしも喫茶店やカフェなどが開いたら、ゆとりの心も取り戻せていいなぁとおもっていたのが早くも実現して、いくつか開いていたところはやはり大人気(^^)。やはりみんなそういうひと時に餓えていたんですね。
あちこちにはこういう手書きの張り紙があったりします。そうだ、負けるな、がんばろう!
国や自治体の助けの手が伸びない早期から、市内の商店の方々は独自に助け合いの手を伸ばし、ない物資を絞り出すように早くから提供しているところもありました。マンパワーってほんとすごい。
そういう想いが伝染するかのように、だんだん意識が広がってすごい立ち直りを見せているようにおもわれる。
もちろん被害が比較的少なかったという現状はありますが、みんなが下向いてたらこうはなっていかなかったんじゃないかな。
野菜類はまだ先日購入した分があったので、今日は魚介や手作りキムチ、ナムルとお米を1つ。
果物はりんごと柑橘類はいっぱいあるのだが、バナナはどこにもなかった。(スーパーではこの間見ましたが)
牛乳は相変わらずみかけないし、他の乳製品、玉子もほとんどない様子。そば、うどん、スパゲッティなども不足かな。
しかし、これだけ揃っていれば食べて行くのには支障はない。
わずか数日の間に確実に街は変わって行ってるなと実感しました。