いわき:白水阿弥陀堂とほるる

ここのところ宿泊で遠出が多かったので、近場の日帰りでちょっと行ってみようと。
ばたばたしてたのでもう2週間近く前になっちゃうんですが(^^;)

いわきには実は「白水阿弥陀堂」という福島県では唯一国宝に指定されている建造物があるんです。

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手前の駐車場から浄土庭園を抜けていきます。この境内全域も国指定史跡です。
同時代の浄土庭園を有する寺といえば、平泉の毛越寺(及び無量光院、観自在王院)や宇治の平等院などがあげられますね(どちらも世界遺産だがw)

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湾曲した橋の向こうに見えるのが、国宝の阿弥陀堂。
平安時代末期に藤原清衡の娘・徳姫が建立したといわれてます。
阿弥陀堂自体は寺院の一角で、本来「願成寺」の堂宇の一つ。

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まだ早いけれど紅葉は微妙に色づき始めていました。
屋根の形や雰囲気が中尊寺の金色堂に似てるのですが、実際中尊寺が奥州藤原氏を代表する寺で、徳姫はあの金色堂におさまってる初代当主清衡の娘なわけです。
「白水」は平泉の「泉」を上下に分割してつけたとも伝えられています。

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お堂の中には木造阿弥陀如来及両脇侍像、木造持国天立像・多聞天立像が収められており、いずれも重文。(堂内撮影禁止)

阿弥陀如来の前で手を合わすと、まるでスイッチが入ったかのように、堂内の奥まったところから住職さん(?)が音声案内のごとく正確に流れるようにひと区切り分、阿弥陀堂の説明をしてくださいます。録音じゃないですよ、ちゃんと人間がしゃべってますよ!

昔はもっと柱や天井も極彩色でさまざまなものが描かれていたようですが、現在では中心部の天井にかすかに痕跡が残るのみ。しかしこの格天井やたら目が細かいな~~。

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池には鴨たちと大量の鯉が泳いでました。

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この池沿いに堂宇の裏を通って一周散策することができます。
夏の蓮やもうちょいで見ごろになるであろう紅葉の時期などが一番引き立つんでしょうな。

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ゆっくり散策して御朱印をいただいても1時間ほどなので、久しぶりにアクアマリンふくしまでも行こうかなと向かった道沿いに「いわき市石炭・化石館 ほるる」を発見。

恐竜ファンならみんな知ってる「フタバスズキリュウ」の故郷がここいわき。
化石のレプリカがあったはず(実物は上野の国立科学博物館が保管)

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ちょうど特別展で「フタバスズキリュウのヒミツ展」を開催してました!
オリジナル化石の一部が里帰りしてたんです。

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複製品が多いとはいえ、恐竜化石類も豊富で恐竜好きとしてはこの空間にいるだけでわくわくします。
結構いわき周辺で発掘されたものも多いんだなと。

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また、地下深く潜っていく演出付きのエレベーターで行き着く先は模擬坑道。

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足尾や日立などでもありましたが、手掘りの時代から現代の機械や発破作業まで時代を追ってどういう風に採掘されていたか学べます。

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入り口脇のミュージアムショップの隣にも小さな部屋があって、フタバサウルス・スズキイがいました!

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屋外にも掘削関係の重機などが展示されており、なかなか見ごたえのある展示施設となってましたよ。

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