真田の郷 歴史公園と白石城

さて、蔵王近辺の見所として「仙台真田家」ゆかりの地というのがあることはわかった。

真田の郷・蔵王町-PR活動公式ホームページ
このホームページでは、真田幸村公の血脈を伝える仙台真田氏の歴史エピソードや、郷土に残された史跡を紹介しています。

ただ問題は、どこに何を見に行けばよいのか詳しく書いてなかったのだ!
町起こしでプロジェクトに力をいれているようなのに、現在常時見られる資料展示がほぼないようだ(--;)テーマはおもしろそうなんだがな。

とりあえず「矢附 真田の郷 歴史公園」というのがあったので目指してみた。

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公園と言っても小さな駐車スペースの前に畑の真ん中に一本道があり、萌えキャラ系の旗がたくさんあるだけw

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突き当りに石碑がふたつ並んでいた。「真田幸清筆子塚」と「真田豊治の墓碑」
昔はちょっと離れたところにあって散策しながらめぐる感じだったようだが、今はちょっとしたスペースに看板ともども並んでいた。

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以上!
、、、、あ、数分で終わってしまった。雨もぱらついてきたしどこ行こう。
そうだ、白石城へ行こう!(ちょっと離れてるけど)

白石城は仙台在住時代にも何度か訪れていたが、片倉小十郎をモチーフにしたご当地キャラ「小十郎くんこけし」のグッズ何か新しいバージョンでたかな~とか楽しみに(↤個人的には一押しのご当地キャラ)

白石城・歴史探訪ミュージアム・武家屋敷
白石城の公式ホームページです。

城下広場の駐車場からあがっていくと、最初に目に入るのが石垣。
説明によると左が古い野面積で、右が新たに積みなおされたもの。打込接布積あるいはややいびつな切込接か。
。。。誰かも書いてたが、左のも打込接ではないのか?野面積は自然石のまんまだからもっと曲面が多くぼこぼこなのという認識だったが、これは表面が平たくならされているように見える。

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白石城は仙台藩伊達氏の支城で重臣片倉氏の城です!
大坂夏の陣で、鬼小十郎重長が猛将後藤又兵衛を打ち取った話は有名ですよね。ですよね!?
かの道明寺の戦いの幕開けですからね。
濃霧でまさに煙に巻かれて遅参したという逸話のある真田幸村が到着すると、これまた鬼小十郎が突撃~~~!
そう、敵陣どころか前線で直接命の削りあいをした敵同士なわけですな。

んが、この後大阪落城を覚悟した真田幸村が、愛娘の阿梅と息子の大八(真田十勇士の穴山小助の娘も)を敵の重長のもとへ後事を託したいと送りつけてきたというのです。
その翌日、天王寺口の戦いで幸村は命を散らしたのでした。

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。。。。という美談以外にも、本当は勝ち戦のどさくさにまぎれて略奪してきた中に、たまたま紛れ込んでいたので後で気づいた。という説もあります。

どのみち身元がわかった時点で伊達家としての立場は相当やばいはずなんですよ。
世紀の合戦で自軍の被害を甚大にした敵将の実子を匿ったなんてことになったら裏切りですから。本来将来の禍根を断つためにも一族根絶やしにするのが戦国時代。特に男子などもっての他でしょう。

しかも片腕のような重臣小十郎ですから政宗が知らなかったわけがない。
過去にも主君の眼を盗んできわどいことを繰り返してきた政宗公の心意気が好きです♡
わかっていて、名将真田幸村の血筋に興味があったんじゃないですかね。

のちに阿梅は片倉重長の妻になってます。
男子の大八の方は片倉姓を名乗り伊達家の家臣として暮らしましたが、一時期真田四郎兵衛守信と真田姓に戻したところ当然ながら幕府から詰問されて伊達家が苦しい言い訳をした模様(笑)
結局片倉に戻し、幕末になってようやくまた真田姓を名乗ったとか。
その所領が最初に行った蔵王の矢附付近だったというわけです。

はい、最初の蔵王の矢附 真田の郷と結びついた~~~~!

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ちなみに白石城は平成7年に復元されたもので三階櫓構造。
現存する門もあるが、移築されて今ではあちこちの寺院の山門として利用されているらしい。
でも鉄筋なんちゃってではなく「出来る限り旧白石城と同じ規模、同じ建築方法による復元」で石垣から修復し、木造復元されている。

二階櫓は展示物はないが、建築的な構造がよく見える。

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戊辰戦争の際に白石列藩会議が開かれ、奥羽越列藩同盟の結成の基礎となった歴史の重みもある城なのだ。明治初頭の廃城令でぶっこわされなけりゃね。。。

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天守(三階櫓)からの眺め

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一階櫓には伊達政宗、真田幸村、片倉小十郎の甲冑レプリカが飾られてました。
この脇では「甲冑着付け体験」もできます(無料)姫衣装もあったけど、迷わず甲冑!

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雨がだんだんひどくなってきました。

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三階櫓の石垣が野面積なのに対して大手門は打込接。

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雨に打たれながら入場券売り場のあった「歴史探訪ミュージアム」に戻る。
1Fが事務所とおみやげと食事処、2Fが歴史資料館、3Fが3Dハイビジョン・シアターになってます。
時間まで歴史資料館をぐるりと見て回る。

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ハイビジョン・シアターは現在3作品を順番に上映してますが、時間が決まっていて結構間隔が空いているため、城内散策と組み合わせて時間が合いそうなものを1作品。
今回見たのは「奥羽列藩同盟秘話”賊にはあらず”」で西郷輝彦さんなど出演。
本当は夏の陣の方見たかったんだけど(宍戸錠さん、渡辺謙さんなど出演)時間が合わず。
3D眼鏡で飛び出す映像。豪華な出演者と何気に金かかってそうだな~~w

ちなみにシアターの待合では、大好きだった渡辺謙さん主演の大河「独眼竜政宗」の小十郎シーンだけ集めたエピソードが見られます。ついついかぶりつき。

その後ちょっと離れた裏の方にある「武家屋敷」へ。
かなり狭い小路を入っていくので車で移動の場合は注意が必要。(駐車場はあるが、道がすれ違いできない幅)

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中級武士の屋敷で、1761年頃に「小関右衛門七」さんの御宅だったようだ。
門構えは立派だが、中は簡素。広い土間をあがった囲炉裏の部屋の奥に小さめの部屋が二つ。
2LDKといったとこか。

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以前にも何度か来ているのだけど、この囲炉裏の茶の間の雰囲気が好きでね~~。
暗いんだけど、行灯と障子越しの明るさがなんか落ち着く。

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すぐ脇を水路のような小川が流れていて、そこで洗濯や炊事もできそうなのがまたよい。
広い敷地で平屋で大きな土間のある家はあこがれだ。

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そして、今回のこじゅうろうくんグッズ大人買い!!
あったら良いなと思ってた立体的「弥治郎こけし」こじゅうろうくんバージョンでてたよ~~!!
廉価版で顔が平面的なのもあったが、迷わず丸みのある「大」。Tシャツとトートバッグもついつい。
だってあの鬼小十郎がこんなおとぼけ顔にww元々好きな武将は伊達政宗だったけど、このギャップの激しさに一目ぼれしました。
ただ、長年お気に入りだったミニこけし型ストラップがなかった(;;)今取扱いしてないとか。

↓ ちなみに財布は水玉模様陣羽織仕様。
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まとめ買いしとけばよかったあああああああ!製造中止なら復活させてくださいな。

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