京都:天橋立

07 近畿京都府国内

京都というにはあまりにも離れているので、京都観光ついでに立ち寄ることも少なさそうなのが、日本三景「天橋立」。
城崎温泉からだと車で1時間30分ぐらいかな。
とりあえずビューランドと傘松公園の両側から眺めてみよー!と思ったが、どちらも車ではいかれないらしい。。(ーー;)
そうか、松島のように高台のポイントから見えるというわけではなく、そのために敷地を作ってリフトやケーブルカー引いたって感じなのかな。どのみち車は適当な駐車場に入れて動くことになりそう。

よくわからないので、駅の近くで土産物屋がやってる狭い路地裏のような有料駐車場に入った(安かったからw)
と、裏から抜け道があって塀の脇からひょっこりでたら、すぐ前が「智恩寺」というなにげに絶好のロケーションだった。

はい、ここもまさに寄りたかったところです。
日本三文殊のひとつ。重文の多宝塔があります。

かわいい扇のおみくじもあります。(ちゃんと開閉できるよ!)

そのまま道を進んで「天橋立ビューランド」のリフト乗り場へ。ケーブルもリフトも料金は一緒だが、ケーブルは往復と時間待ちがあるからリフトで行った方が早いと言われ、その方がまあ風や景色が生で感じられそうだから良いかと。

こちらがわから見る天橋立は、天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」と呼ばれてます。うねうね〜〜っと。

写真で見たとき、コースターのある遊園地か何かだと思ってたんだが、遊歩道だったようだ。人が通ると吊り橋よろしくぐわらぐわら揺れるので、カメラ構えるときは注意して(何か落としそう)。
カメラについてたフィルター機能ダイナミックで撮ってみた。

股覗きもしてみた。目が良いせいか、あまり変化は感じられなかったw。ちょうど電車がきたのでトイカメラ風に。なぜかピントは智恩寺。。。。

この後、ちょっとしゃれたカフェでランチをとり、ちょうど智恩寺のすぐ脇の桟橋で営業していた、「対岸までレンタル自転車で行って、傘松公園みてきて、帰りはモーターボートでひとっ飛び!」というプランに乗ることにした。
松並木を走るサイクリングサイコーに気持ちいい〜〜〜〜〜!!3.6kmほどで距離も手頃。

幅はそれほどないので、波が結構近くに打ち寄せてたり

え?海水浴場なの?!水がめちゃくちゃ綺麗な海岸線

これだけ海に囲まれているのに、なぜか真水が湧き出している不思議な場所。飲んでみたけどしょっぱくなかったよ。

いろいろな名前のついた威風堂々な松があちこちに。

渡りきった対岸の港で自転車を乗り捨てて、「元伊勢籠神社」へ。実はこの奥に傘松公園のリフトがあるのだ。

しかし、ただ通過するには、ここ勿体無すぎるとっても有難いお宮なんです。
実は。。。あの伊勢神宮というのが元々あった地という、とんでもなく由緒ある神社だったんです!!弥生時代から祀られていたという、とにかくとんでも古い場所です。
不敬にあたるので、内部は写真を撮りませんでしたが、社殿様式は伊勢神宮とそっくり。
高欄上には五色の座玉も並んでおり、伝説とはいえ勝手に真似して建設することは許されてないでしょうから、実際に深い関わりがあるとみなしてよいのでしょう。
宮司の一族は「海部直」。海の民海人族であったとも言われてますが、そこでピンときたのが、大海人皇子(天武天皇)との関わりもあるのかも?とか。

門をくぐる手前にいる一対の狛犬は、なにげに重文。磨耗が激しいですが、頭が小さく下半身がどっしりとしています。

そしてまたリフトに乗り、傘松公園展望台へ。

こちらからの眺めは、先ほどの曲がりくねった景色とは違ってまっすぐ。「昇龍観」と呼ばれている。昇り竜だね。また股覗きも一応してみた。
ちとしんどいけど、リフトがついたところからさらに上に上がる階段を登っていくと、そう広くはない展望台になっていてもう少し上から眺められる。

帰りのリフト乗り場にはしゃれっけたっぷりな注意書き発見。

港から超高速のモーターボートに乗って、智恩寺に戻る。あ!こんなとこに「智恵の輪 灯籠」あったんだ!廻旋橋も食事前に動くとこ見たんだけど、タイミング悪くそれ以来開く瞬間をみれなかった。

この後神戸に戻ったのはまた夕方でおみやげ選んでるうちに夜になり、全然街散策お買い物とかできませんでしたが。。
とにかく初日から坂と階段と山登りづくめだったので脚がぱっつんぱっつんに浮腫んで、普通に歩くのさえ痛いぐらいになってました。夜にマッサージしてもクーリングシート貼りまくっても効果なし。
そりゃ平常2000歩以内平均の人間がこれだけ一気に歩いちゃね(笑

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