岩手:夏油温泉 昭和館

ねぶたに行くのに一気に青森まで運転もきついので、途中で温泉で一泊して行こうということになりました。
そこで目をつけたのが、以前から気になってはいたけど、営業期間が短くてなかなか訪れることができなかった夏油温泉。

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なんせ雪深い地域なので、冬には無人になってしまう。だいたい6月近くから10月くらいまでしか営業してないのである(^^;)

夏油温泉と言えば、日本秘湯を守る会にも属している「元湯夏油」が大きく有名であるが、今回はそれ以上に秘湯の雰囲気が漂う夏油温泉のなかでもいちばん古い建物である「昭和館」の方におじゃますることにしました。

夏油温泉入口の駐車場に車を止めたら、宿が立ち並ぶ通りを一番奥まで進むと見えてくる、鄙びた木造の建物が昭和館。

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この夏油温泉というのは、建物が違えどそれぞれが売りにしている川べりの露天風呂というのは全て同じものです。
そう、ひとつの(と言っても実際には5箇所ありますが)露天風呂をシェアしている湯治宿の集合体といったところなので、宿は好みで選べばいいと思います。日帰り入浴も可。

築85年以上というこの昭和館は、非常にシンプル。お部屋もこんな感じでTVがデジタル対応になってる以外には、昔ながらの湯治宿そのものといった感じで、布団も自分で好きな時に好きなように敷いてという気楽さ。

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冷房も完。。。。全なし!!
クーラーどころか扇風機もありません(笑)

元々夏油は高原だから涼しいはず、、と思いたいが、実際は町中よりは低いものの、この日も昼間は28度くらいありました。

このクソ暑いのに、何故か冬布団と毛布が準備されてるのには「?」と思いましたが。。。
窓も障子でしきられた廊下側にしかありません。なので、障子を締切ると風も入ってこないので開けっ放し。
パンツ一丁でうろついてる人もいたり(ーー;)

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プライヴァシーとか気にする人には向かないかもしれませんが、まあのんびりした田舎のばあちゃん家の雰囲気ということで。
洗面所?というか洗い場もこんな感じ。なんだか懐かしい日本の風景ですな。

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露天風呂はシャンプーや石鹸の仕様は禁止です。
んが、ここ昭和館には内風呂というものが存在しませんっ!
風呂場のようなとこはありますが、「シャワー室」となっていて、シャワーだけがあります。
とりあえずここで頭や体を洗って露天へGo!

露天は共有ですが、階段を下った川べり2箇所にわかれている。
どちらへ行くにしても、昭和館をはさんで通路がある感じになってるので、昭和館宿泊だと風呂にいくには一番近いというのも良いです。結構歩くから(笑)

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どちらも階段を延々と下っていった先に風呂があります。
5箇所露天風呂があるわけですが、滝の湯のみ終日女性専用。他はすべて混浴。

午前と午後に各一時間だけ、二箇所ずつ女性専用時間がある。ただ、4-5時,5-6時と時間が連続なので、一泊で全部入ろうとすると2時間位内に4つの風呂めぐりとなり、のぼせそうで危険σ(^_^;)
少し時間をずらして休憩できるといいんだけどな〜。

しかも夜8時頃から順番に掃除が始まり、その後は朝まで入れないため、風呂に行くにも明るいうちということになる。ちなみに湯は透明で、脱衣場から浴槽までは隠しもないので、女性にはちょっと混浴は抵抗がありますな。

(湯船にタオルは禁止。勘違いしてる人もいるかもしれませんが、混浴でもタオルや着衣可能なところの方が珍しいです)
ひとまず女性がいつでも安心して入れる滝の湯へ。奥に見えるのが、夏油温泉を代表する大湯。

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「滝の湯(女性専用)」
含硫化水素炭酸土類石膏食塩泉 。
熱湯とぬる湯がある。ぬる湯といっても結構熱く長くは入っていられない(^^;)

露天といっても壁に囲まれ屋根もあり、内湯っぽい感じ。(女性専用になってからの仕様かな?)大きな窓があって、渓流を見下ろすと、疝気の湯が丸見えだったりする(笑

ちなみにこの夏油温泉は露天風呂撮影禁止となっているので、残念ながら今回は風呂の写真はありません。各お宿の紹介からでも見てください。
そんなに長く入ってたわけではないのに汗がだーだー。

部屋に戻っても気温が高いので全然汗が引かず、めちゃめちゃあちぃ〜〜〜。とにかくあちぃ〜〜〜〜〜。風もほとんどないっ!
この時期浴衣がすぐにぐっしょりになります。

それでもお布団に寝転がってとにかく体を休めておいて、他の露店女性時間になったら再びGo!
まずは下流よりの2つが解放。

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瑞々しい緑が鮮やかで、真横を流れる渓流が涼しげですが、実際は暑い。。。

「目の湯」
 含炭酸土類石膏食塩泉。
個人的には、一番ちょうどいい温度。すなわち一番ぬるい。
ゆっくり入るにはいいのだが、対岸の「疝気の湯」から丸見えになるので(この時間あちらは混浴=男性客がいる)半身浴とかヘリに腰掛けて休憩とか出来ない。
なので適度に温まって、ちょっと休憩したいな〜〜というところで陰になる「真湯」へ移動。

「真湯」
 含炭酸土類石膏食塩泉

ほぼ露天風呂ごとに泉質は違うのですがこの2つは一緒のようですね。ただこちらの方が熱めで浴槽も大きい。
でっかい虻が飛び回り、無視して体拭いてたらちくりと刺された(ーー;)なんだ、かなり攻撃的なやつらやん。

あちこちにハエたたきが置いてあったのですが、なるほど、叩き落さないと延々と攻撃されるのか!

また部屋に戻って汗だーだーかきながら休憩してたが、次の露天女性解放タイムが迫っていたので汗が引ききらないうちにメインの「大湯」と「疝気の湯」へ向かう。

え〜〜本来湯治はこのような無理はすべきではないと思いますっ!(笑)一泊で全部まわろうというのに無理があったのだな。。

「疝気の湯」
 含硫酸塩化土類食塩泉。
滝の湯の眼下の川縁にある。まずここに入ろうと思って行ったのだが。。。
雰囲気は良いのだが、対岸の「目の湯」からもほぼ丸見えで、脱衣場も簾一枚垂らしただけ。脱衣所からして見えちゃうやんっ。

「目の湯」の方に何人も男性客が入ってちらちらこっちを見てるのもわかったので、結局入る勇気は出なかった。
すごすご引き返して。。。

「大湯」
 含硫化水素土類石膏食塩泉。
兎に角物凄く熱く、掛け湯さえもままならない。この温度はちょっと異様だ。
なんとか時間掛けてだいぶ慣らして、ええ〜〜い、こりゃ何も考えず無我の境地に入って何気なく入ったらいけるのではないか?と考え無造作にちゃぽんとしたが、、、、

どわっちいいいいいいいいい!!!!!

まさに罰ゲームのようで三秒もたなかった。(あふぉでした)
壁にかかってる説明書きみたら泉温は59.8度(58.9だったかな?)とかなってるんすけど。。。茹でられちゃいそうだw
(ちなみに昭和館HP表記は57度、元湯夏油HP表記は47.9度。時期による差か??)

各露天風呂には薄められるような水道は一切ありません。
他の客の話によると、かなり山奥のため元々水がないのだから。。。とか。確かに宿の水道もかなり水はちょろちょろであった。

源泉かけ流し、加水なし。そのためその時の源泉の温度直になっちゃうわけで、夏場は余計熱い気がする。。。でも冬季は閉鎖(^^;)

あちぃあちぃとへろへろになりながら休憩して、お夕食へ。昭和館には一般の人も利用できる食堂が併設されていて、てごねうどんが名物のようです。
宿泊客もそこで食事となります。山の幸メイン。山菜の天ぷらもつきました。

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暑さが続いたらさぞや熱帯夜で寝苦しいことだろうと思ってましたが、夜遅くなってくるとこれが一気に気温急降下!
まさかと思ってたけど、冬布団でちょうどいい。しっかりくるまって寝ましたさ。

朝になるとまた一気に気温急上昇であちぃあちぃになるわけで、気温差には注意ですね。
朝はシンプルながら体にはよさそうなものばかりが並びます。
常連さんいわく「昭和館は料理の質が違うんだ」と。食事的にもおすすめな宿ということらしいです(^^)

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夏油温泉までの道は、途中スキー場あたりまでは普通に2車線ですが、そこを過ぎると非常に狭く曲がりくねった山道となります。その割には結構交通量もあったので、行き違いには要注意。

周辺には特筆すべき観光スポットもないようですが、途中で通る入畑ダムはとても美しいです。

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あと、私はソフトバンクでiPhoneを使ってますが、夏油温泉は携帯電波も3G回線も見事に圏外でした。FOMAは入るらしい。
wi-fiなどもなく、ネットからも隔絶だったので、ひたすらよく眠れました(笑)

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