インフェルノ

『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』も以前見たのだけれど、ぶっちゃけ序盤は何が起こっているのかよく分からない。

とりあえず人類を脅かす何か重大なことに係わっていたようだが、部分的な記憶喪失により、何をしていたところなのか、自分がどんな立場で誰が関わっているのかすっぱり飛んでしまっているのだ。

誰が味方で誰が敵なのか。
誰を疑い誰を信じれば良いのか。

ダンテの神曲(地獄篇)をモチーフにした暗号と謎解きが始まる。

映画 『インフェルノ』 予告

フィレンツェ、ベネチアの歴史ある街並みと、大聖堂の素晴らしい美術品と、ワクワクする隠し扉に秘密の通路、建設の美の数々が散りばめられて、目の保養になる。

最初は関連性が見えずわけわからないまま見ていたが、神曲の地獄編を描いたボッティチェリの絵に隠されたコードから先は、場所を変え、順に手繰ることにより過去の二作品に比べて比較的素直に進むのでミステリー性はそれほど高くなかった気がする。

まあ結局はカリスマ狂信者とその支持者による大量無差別殺人の危機といったところなのだけれど。

しっかし人間は何と傲慢な生き物なんだろうね。
例え高い頭脳を持ち合わせていたとしても人類という種の一部に過ぎないのに、まるで己が神のように錯覚し、世界のバランスを操れるとでも?

ダンテの神曲自体は地獄篇、煉獄篇、天国篇ともに読破済みであるが、ぶっちゃけボッティチェリの「地獄の見取り図」の絵画のほうがメインになっているため、別に内容を知らなくてもたいして支障はない。
個人的には「 地獄篇 」が一番おもしろいとは思うけどね。

豪華な映像と謎解き要素で素直に楽しめました。
フェリシティ・ジョーンズはローグ・ワンのジン・アーソ役のほうが印象に残るけど、トム・ハンクスは相変わらず渋い良いおやじ味だ。
原作とはちょっと変えているところもあるらしいので、気になったら原作で。

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