グランド・イリュージョン

各地にいるスーパーテクニックを持つマジシャンたちがスピード感溢れる展開で描かれる。
彼らのショーが終わった後、タロットカードでそれぞれに召集がかかる。果たしてフードの謎の男の正体は?

めっちゃオーシャンズシリーズを匂わせる雰囲気。
あくまでも軽やかにド派手に。
究極の四人が「フォー・ホースマン」として手を組んだ。
いや、ファンタスティック・フォーだったのか!

ラスベガスで行われたマジックショーは、観客の一人をこの舞台からパリの銀行金庫内にテレポートさせて金を奪取し、それを即座にラスベガスの観客たちの頭上からばらまくというド派手なものだった。

現実にそのパリの銀行からは札束が消失しているのだが、宣言したマジシャンたちはラスベガスにいるわけで、SF的な超能力でもなきゃありえない状況。
しかし彼らはエスパーではなくマジシャンなのである。。まさにミッション:インポッシブル。

警察は彼らを拘束するが、証拠がない。アリバイは完璧。検挙する糸口がないのだ。
やきもきする状況でも彼らはユーモアで追求も軽やかにすり抜ける。

対するはモーガンフリーマン演ずるトリック見破りのプロ。
さまざまなマジシャンたちのトリックを暴いて追い込んだ実績も持つ。
警察も彼を取り込んで協力させようとするが、こちらも事件を見守ってはいるものの、積極的に協力するわけでもなくのらりくらりと楽しんでいるようにも見える。

融通の利かない堅物の捜査官とペアを組むのはインターポールの美女。
考えや価値観の違う二人が事件を追う。

「ザ・アイ」と呼ばれる古代エジプトを起源とする秘密結社のような魔術集団とは?
脱出マジックを失敗して死んだライオネル・シュライクとの関係は?

「アイ」というのは実在の人物で、古代エジプト第18王朝のファラオだったんだよね。
ツタンカーメン王の後継で、元は大神官であったのがツタンカーメン王の妻だったアンケセナーメンを娶ってファラオに即位したという。
王位継承権は原則ファラオの娘が持ち、その夫となることでファラオの権利をもつというようなしきたりもあったので、若くして不審な死をとげたツタンカーメンを暗殺したのはアイじゃないかという説もあったりして。。

で、それがどう魔術結社につながるのか悩んだんだが、やはりもと「神官」で神に祈りを捧げたり病気平癒などの呪文詠唱とかから引っ張ってきたのかな?

つい妙なとこに引っ掛かりを覚えてしまったりはしたが、どうやって欺いたのか、本当の目的は何か、狙いは誰かなど豪快な展開の中で小気味よく話はすすみ、途中でマジックのネタバレもあるのでわかりやすくスカっと爽快な映画です。

ハリウッドではないのだろうが、ハリウッドっぽさ満載の映画といったところでしょうか。

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