ドリームキャッチャー

SF

何かしら序盤から妙な胸騒ぎというか不安感を与える。

カウンセラーのような男、教授?、人の記憶を辿るような男、、
そして発育障害のような謎の少年。
アメリカ先住民族の悪夢を払うお守り、ドリームキャッチャー
(↓こういうの)
大きいドリームキャッチャーDC476BJ カラー:ベージュ モナギュー・ネイティブ・クラフト社 100% Native Owned(社員全員が先住民の会社で製作)

パーツがバラバラなのに何か落ち着かない。

やがて意味不明な事故が起こり、それがどう繋がるのか見えないままに時間が経って場面は一転する。
雪深い山の中の一軒家に集まっている男たち。
過去の記憶。
度々出てくる記憶の倉庫を具現化した巨大な図書館。

この不透明感が何かが起こりそうな序章として、そわそわする薄気味悪さを醸し出していて結構私好みであった。

遭難者が1人ここにたどり着いた時からおかしな事が起こり始める。
アレルギーだと言い張る男と同じ赤い傷のようなものが体に現れた森の動物達が、一斉に山火事から逃れるように走り抜けていく様子は圧巻。

ミステリーなのか、サスペンスなのか、ホラーなのか、ウイルス災害的なものか、話が進んでもイマイチどういう内容なのか見えにくいーー!
だんだん混乱し始めるところで

エイリアンと、超能力と侵食する赤い得体のしれない何か。。。。。あ?異色のSFものだった(・_・;
。。。。。そっちだったか。

しかし、モーガンフリーマンはただ、無言で見下ろしてるだけでやたら渋くてかっこよく見えるんだからずるいなぁー。やっぱ存在感がすごい。アメリカの高倉健さんだ。

でも最後にとった行動はまだたく理解できません。
なにかに気づいて手助けに行ったのだと思ったのに、、!何してくれてんねん( ̄▽ ̄;)ただのあほやった。

それは多分、モーガンフリーマンは例え不本意なことをしていても最後には善の心を持っている役とついつい信じてしまう思い込みがあるからかもしれないがwww

全体的な構成は正直結構好みで、あのままミステリアスなサスペンスものに仕上がってたら雰囲気のある好きな映画のひとつになってた気がするんだが、エイリアン物にした事でコケた気がする(個人的な感想ですが)。
なんであんな展開にしちゃったんだろうな。

と思ったら、元々これ、スティーブン・キングのホラー小説が原作だったからか!

映画としての出来や演技は良かっただけに、ドリームキャッチャーならぬドリームクラッシャーになってしまった感じで残念。

ドリームキャッチャー [DVD]

タイトルとURLをコピーしました