再びのちんあなご

海水

不慮の事故でちんあなごグループがいなくなってしまった水槽はやはり寂しい。
ひょっこり砂のなかから首を出して無心に餌を追う姿はやはり我が家のメインだった。

そこで、またちん仲間を連れて帰ってきましたよ。



店にいたのを「これ全部」と。(チンx2、ニシキx2)
入荷してしばらく買い手がつかなかったようで、餌付けはされてるし、病気もなさそうだし。
店では小さな筒状の個室に一匹ずつ飼われていたので、広いところで体を伸ばして泳ぐのはかなり久しぶりなんじゃないかと思う。
とりあえずバケツに全部移して(元々同じ水槽の水)、自宅水槽の水を少しず入れて、捨てて、入れて。。。の水合わせ。冷えないように家主が暑いくらいに暖房入れて。

小さいカニやエビなら水槽の中か脇に透明のプラ容器つるして点滴ですが、にょろ系を浅い容器で高いとこ吊るすと脱走が怖いので(–;)
しかしなんか逆立ちして激しく腰を振り、尻尾から外へ出そうな勢いだ。。

全然落ち着く様子がないが、砂がないせいかもしれないと思い、大分入れ替え進んだところで水槽に放流。

前回最初に迎え入れた時は、結構みんなすぐに砂に潜り込んだんだけど、今回の子らはしばらく水槽を上下しながらめちゃくちゃ泳ぎまくり、尻尾が砂についても潜る気配がない。
おまけに水流ポンプで洗濯機のようにぐるぐる前後左右にまわり続けるので、両脇のポンプを最低の微弱にしてみた。それでもまわるって。。。

まず、背面に回り込んだとき一匹のチンがしゅっと下に消えた。そう深くはない位置で潜ったようだ。残る3匹ぐーるぐる。

お、ニシキが一匹岩場に引っかかった?

砂に潜ったわけではなく、ライブロックの岩の隙間に体を潜り込ませてるだけ。逆側から尾がでちゃったりしてるのだが、そこで良いのか??

右側に深く砂を敷いた広い場所が確保してあるのに、誰もそこで潜ろうとしません。
もしや長い個室生活で砂に潜るという本能を忘れてしまったのか!?
完全に着地しても、尾の先っぽが砂にちょっとささったようになっても、あのドリルの動きをする予兆もなし。

先のニシキのすぐ近くのライブロックに同じようにちょっと潜り込んで落ち着いたように見えても。。。

少ししたらまた再び飛び出して漂い始めました。

チン1とニシキ1だけがどうもまったく落ち着かない。離れてみてたけど、2時間後も3時間後もずっと泳ぎ続けている。
狭いところから解放されて嬉しいのか?と思いたいところだが、あんなにずっと激しく泳いでいては体力消耗しそうで心配だ。

とくにこっちのでかいチンの方はどうも納得いかない。多分疲れたのか砂の上に着地してたまに休むのだけど、このように潜らずにとぐろを巻いてるだけ?はおかしい。

あまりに飛び出さんばかりの勢いで泳ぎ続ける姿に不安を感じ、ためしに着地して休んでる時に、そっとやわらかい網を上からかぶせてみました。
上に行かれなきゃ下にいくだろうか?と、臆病な馬も目隠しすると落ち着く説より周囲が見えないと落ち着くんじゃないか?と。

結果からいうと。。。。無意味でした。(--;)
2回3回繰り返したんだけど、隙間からするっと抜け出すのがどんどんうまくなってるのに気付いただけ。

そのまま6時間以上経過して寝る前までもずっと激しく泳ぎ続けていたのに不安ではあったが、そういえば前回も1匹夜まで潜らなかったのが、朝には砂の中に潜っていた例もあるのでそのまま。

翌朝。。。。岩の隙間で長く伸びて横たわってました。(ノヘ;)
これは判断あやまったかな。もしかしたら尻尾の先がちょっと傷ついていて潜れなかった可能性も。別容器で隔離して様子見したほうがよかったのかもしれない。
水槽投入前によく観察して異常がないか見極めることも大切ですな。
にょろちゃんたちには体をもっていろいろ教えられてる。

とりあえずうまく潜れた子らも、顔をみるのに2週間ぐらい(ニシキは1か月くらいか)餌を食べるまでに4週間ぐらいかかったはずだから気長に。。。

と思ってたら3日後ぐらいに1っぴき奥の隅で顔だしてるのを発見。
しかし、頭の上に餌が降り注いでも無反応。。。。デジャビュ!!!

かっこよく組んでもらったライブロック組みは、水槽に手を突っ込んだとたんに崩してしまい。またもとの安定感だけ求めたがさつなアーチに(--;)

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