和風展3作目「Kyōsai Respect」投稿

DAZ Studio

今年は自粛が長引くコロナの影響のため、3月からステイホーム。
仕事は通常通り朝から夕方までフルタイムで出勤しているが、週1−2回のスーパー買い出し以外は仕事場と自宅のまっすぐ往復、休日もずっと家にいたため和風展にかける時間は余裕があった。

そこで例年になく早めに2作完成させたのだが、帰宅後にずっとパソコンと向かい合って時間を忘れ、逆に日々寝不足となる始末w
さすがに疲れがでてきたので3つめは軽めに既存のアイテムを生かして、歌川国芳に続き河鍋暁斎リスペクト!をやろうと。
ぶっちゃけちょっと前までは、展覧会に行っても人影少なくガラガラで見放題という状況であったが、最近は少しずつ知名度があがってきているようだ。

実は前回の和風展でもやろうとしてたのだが、良いカエルモデルがなくて見送った。
ちょっと前にKen Gillilandさんのバースデーセールがあったので、これはチャンス!と目をつけていたカエルモデルのシリーズをまとめて大人買いした。

で、ちゃっちゃとポーズをつけて、、、と思ったが、まずここではまる。
かなりリアルに追求されているため、不自然な方向に曲がらないようにパーツごとに可動域が結構狭い。
特に指は曲がらない仕様w
なので、関節ひとつずつに対して、通常は隠されてるパラメーター設定をいじって強引に可動域を変更し、本来ありえないポーズをつけている。だって戯画だから!だいたい何か掴んでるシチュエーション多いし!

で、なんとか個別のカエルの塊をいくつか作ったところで、ライトを抑えていつも通り普通にIrayレンダをしてた。

しかし、Skyライトだけにしても、HDR系ライトにしても、余計なテカリや影ができてしまう。
最後絵画風に仕上げる予定のため、これはじゃまだ。
あ、そうだ、別にそれほど詳細に色味やテクスチャを再現する必要がないんだから、3Dlightで十分なんじゃないか!?
と気づいて、Iray仕様になっていたマテリアルを全部3Dlight用のシンプルなものに張り替えた。

しかも3Dlightにすれば、HiveWire House CatでもふもふできるLook At My Hairが使えるじゃあないか。

と思って久しぶりに使ってみたが、、、ん?プリセットをあてても全然毛が生えないぞ?
編集画面で確認しても、プレビュー画面でももさもさしてるのだが。。。

もしかして毛の本数がまだ少ないんじゃないかとさらに密にしてみた。
10万本。ニューMacでもかなりの負荷がかかり、フリーズしそうに重いのだが、え?全然生えない!?

久しぶりに使ったので、何か操作方法が抜けてるのか、それともインストールがおかしいのかと悩みながらいろいろいじくりまわしてふと気づく。
よーくみると、なんかうっすらと影みたくなってないか?
背景透明だからわかりにくかっただけで、色背景と合わせてみたら。。。あ、生えてるやん!

どうやら毛が細すぎて気づかなかっただけらしい。
無駄に大量にレンダを繰り返したので、それらを全部重ねてみたらかなりふっさふさになったw(背景抜きにしたのでレイヤーを重ねるのが簡単だった)

で、3Dlightでノーライト(デフォルトのヘッドランプのみ)でレンダしたものを重ねてグラデーション背景を重ねただけの段階がこちら。

いや〜〜〜〜〜〜、LAMHは適用するのはめっちゃ重いけど、3Dlightでノーライトでレンダリングすると恐ろしく早くてびっくりする。
Iray慣れしてたせいでこんだけ時間がかわるものかと。

これだけだとたいして和風にも見えない情景なので、ここから和風絵画に仕上げるためにPhotoshopに持ち込みFilter Forgeでがっつりポストワークをしていく。

1つ2つのフィルターダイレクトでは、ノードを手動調整しても思うように墨書きの雰囲気布が出せなかったので、6−7種類のフィルターを彩度やコントラストを変えた下絵に適用してレイヤーの重ね方で調整しながら仕上げていきました。

だいぶ絵画っぽくなったところで、ここからあと一押しフィルターを重ねて微調整してみたのが完成品です。

ステイホーム策に応じて、投稿期間が2020年5月17日(日)にのびました!
つまり週末いっぱい時間ができたということだ。
もういっこ押し込むかどうか悩むところだ。

とりあえずそろそろゆっくり皆さんの作品を鑑賞しつつコメントしていこうかな。

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