Reality 2.2とLuxrenderでつまずきまくる

DAZ Studio

ようやく本日、破損したMacが修理されて帰って来ました。

デリケートな部分のため、修理にも結構時間が必要だったので、その間に自作PC組み立ててWinで遊んでました。

いざという時や、Macで解凍できなくなったDAZファイルの解凍など、サブマシンとして考えてたので3DCG対応の面については考えないで作ったんだけど、、やはりちょっといじりたくなってしまい、とりあえずDAZ Studio4 Proを導入しました。(無料でもらったやつ)

Poserのバックアップもとってはあったけど、HDDをMacバイナリでフォーマットしてるので何かとめんどくさいし、最近Genesisの面白さに目覚めたし、DAZ STUDIOは今までほとんど触ってなかったし(笑)

DAZ Studioといえば、今もっとも詳しくわかりやすく解説Blogを書いてくれているKotozoneさんの「操・活・解」。

なにしろPoserと勝手が違うから、なんかライトとかマテリアル設定とかレンダ設定とか簡単にできるプラグインとかないかな~とパラパラみていたら目に留まったのがRealityの記事。

https://preta3d.com/

今までD|S使用者による、写真と見まごうほどの美しい作品を見たときにも「よほどライティングやマテリアル設定がうまい人なんだろうなあ」ぐらいに思っていたのです。

まさかレンダリングソフトでそんなに違いがあるとは思っても見なかった。。。

本来なら数ヶ月前ならセールでもっと安く入手できたはずなんですが、当時は何かの便利プラグインぐらいにしか思っていなかったし、Forum3Dで一時期LuxRenderの話題で盛り上がってたときにも、ちょうど3DCGに対する意欲が下がってた時期でもあったため、斜め読みしてみたものの何のことだかさっぱり理解しておりませんでした(--;)

もともと理論的なことや技術的な話にはめっぽう弱いんですよ。いろいろやってるけどほぼ経験の積み重ねによる実地訓練と雰囲気でやっちゃってるからね。

今でも本家サイトでは20ドルくらい安くなってるし、アップデートするときはもっと安い値段でできるし、まだ円高調子だし(笑

今後もD|S使うならば、買って損はないはずだ!と。

<参考にしているサイト>

「操・活・解」 カテゴリ・Realityhttps://kotozone.blog55.fc2.com/blog-category-30.html

「blenderやら、なにやら」 LuxRender>チュートリアルhttps://sites.google.com/site/bnaniyara/lux/tu_index

「たまに更新されるblenderとかの記録」 ラベル・LuxRender

たまに更新されるblenderとかの記録
blenderとLuxRenderに関する試行錯誤の記録です。 関連リンクの紹介や設定解説などもやってます。 まとめや公...

 


で、購入手続き後シリアルやオーダーIDの記されたメールも来て、インストール後DAZ Studioを立ち上げるとResisterのポップアップが出た。
さっそく必要事項を記入して手続き完了しようとするが、何度やってもはねられてエラーとなる。

どう見ても、名前が違うよといわれている。ためしにアルファベット、漢字、ひらがななど試してみたがだめ。

そういやPaypalの設定はどうだったかなと見たら、日本語サイトからだったので名前と住所が漢字で記入されている。
いやな予感。。。

なんかあったらメールして!となってるので、素直にメールを出してみた。(なんちゃって英語だけど)

やはりそこがネックになっていて、あちらでは2byte文字の漢字やカナなど読み取れず、アルファベットでは登録内容と一致しないというわけだ。

返事も結構早くて低姿勢で謝られて、いやいや申し訳ないのはこっちのほうだと(--;)
だいたいPaypalを使う場面は海外サイトのことが多いのだから、最初からアルファベットにしとけよ!と。

あちらで手動操作してくれて、無事通ることができました♪

さて、いざ簡単な場面を作ってReality経由でLuxrenderを使おうとしたら、またまたさまざまなエラーにぶちあたった。

そのうちひとつはライトの相性問題であるらしい。

D|S用のライトをいくつか持ってたので、それでささっと調整したが、そのまますんなり通るのとはじかれるのがある。

「Sun」と「Distance」だけのはいいが、複合的なものは何か引っかかってエラーになる。それが何かはいずれまた検証しよう。

それより困ったのが
1、一番左の「GPU」だけにチェックを入れてレンダしようとすると、毎回必ず強制終了してしまう。ちなみにグラボはGTX560 1GB DDR5でOpenCLにも対応したものだ。(PC本体のRAM は16GB)

テクスチャファイルなどをズラズラーっと読み込んで、グラボ設定のとこで停止して落ちるので、その前のログが早すぎてどこに問題があるのか確認が難しい(^^;)
ただ落ちる箇所からグラボまわりなんだろな~っと。

この件でT2さんには大変お世話になりました。
長い時間わざわざ検証までしていただきながらおつきあい頂いて、面倒見のよさには頭が下がります。
(しかもこれだけじゃなく、今まで他にもたくさん同じように目いっぱいお世話になってますがw)

結局もうちょっと前の世代のグラボでも同じような症状は再現しないということがわかって、これは私の環境なりシーンなりに問題がありそうだと。

そもそもはじめてマザボやケースから自作PC組み立てたし(実はろくに付属の説明書もみてない)、なんかあってもおかしくないと思ってました!(爆)

販売元にメールするなりBBSに書き込むなりにしても、まずはエラーの特定と、過去事例をしらべなくちゃなと、途中までは同じような感じだろうと思われるSLGのログをコピペしてにらめっこ。疑わしき文字は。。。うーむ。

よくわからなかったので、RealityサイトのBBSを片っ端から読んでいくことにした。エラーログや発生したことをキーワードにして調べても引っかからない記事もあるからね。

そしたら結構クラッシュ事例が出てきたじゃないですか!キーワードでの検索は、微妙な違いで見逃すこともあるもんだ。

ディスプレイスメントを使用していると、Luxrender+GPUではクラッシュするバグがある。

テクスチャサイズを低く設定しすぎると、Seamが表示されてしまうことがある。

Genesisのメッシュを減少してLoRezにすると、UVとメッシュの誤差でSeamが表示されてしまう。

直接光のサンプリングオプション。「random」以外を使用したときにクラッシュする。

lsxファイルの中の「sampler “metropolis”」を「sampler “random”」に変更する。

ディスプレイスメントが0に設定されている場合でも、従事しているディスプレイスメントがある場合に内部で1に設定されてしまう
。完全にディスプレイスメントを取り除く必要がある。
必要最小条件。この組み合わせではひとつでも当てはまらないと正常に動作しない。

DAZ STUDIO4.0.3.19 以上
Reality 2.11.2.122 以上
LuxRender 0.9 以上
などなど。必要条件は見直したが満たしている。

特にGPUレンダのクラッシュはほとんどディスプレイスメント問題だったので、ためしにテクスチャを何もはらないつるつるの人体模型を2体とSun light 1灯だけ配置してGPUレンダしたら、いつものところでストップせずにレンダリングが始まった。。。。

なんだかレンダがすすんでも画面がずっと真っ暗だったのは、ライト設定かマテリアル設定が適切でなかったのだろう(--;)

一応先ほどレンダしようとしていたシーンを、フィギュア、小道具、背景など、ペアレントされてるものもひとつずつディスプレイスメント関係の数値を0にしていき、Realityのマテリアル設定でもチェックしていったのだが、やはり落ちた。どこかに見逃しがあったのだろうか?

特定のマテリアルを確実に一気に値を0にするスクリプトとかないのかなあ。

もうひとつ、非常に困ったのがSLGレンダにした場合のカメラの異常。

何度カメラを作り直しても、全部いったん削除して新規にカメラを作成しても、DAZ STUDIOで設定したカメラとあきらかに焦点が違ってしまう。

この下画像の上部が、DAZ STUDIO内で設定したカメラ。だがSLGで該当カメラを指定してレンダを開始すると下のようになってしまう。

背後のフィギュアの足しかうつってなーーい(笑)

何度か構図を変えたり画面の大きさの比率を変えたりしてみたけれど、いずれも元のカメラとはずれていた。

この原因はいまだにわからない(--;)

SLGは画像を手動保存のよう?「P」で画像セーブ

また、途中まではそこそこの速さで動作してる様子なのだが、レンダが進んで2-4時間ぐらいで強制終了するのを繰り返している。

これは、同時にデスクトップで他の作業をしているために一時的に負荷が高くなってるせいではないかと睨んでるのだが、なんせログチェックする間もなく別のウィンドウが前に来ているときに落ちてるので詳しいことがわからない(^^;)

しかも途中で見てない間は画像セーブもしてないから、はじめからやり直してるような。。。

こういう節約設定はしてるんですが。

ちなみにGPUもSLGもチェックをはずしてCPUレンダにすると、カメラも設定どおりでレンダリングも正常に進みます。
ただ、とてつもなく遅い。。。

5時間超のレンダでこの状態。ざらざらどころではない!この段階で付属のノイズ軽減他のツールを利用しても下記ぐらいで、フォトリアルどころか絵画っぽくなってしまった(笑

もっと簡単に高品質なレンダ画像を手に入れられると思っていたが、通常レンダよりはるかに時間がかかるし、なにかと設定もちゃんとしないとならなそうなものなんですね。(^^;)

BBSもまだチェック途中なので、もう少し掘り下げて読んでいこうと思います。

なんせ元々英語は得意ではなかったので、ずっと食いついてるとだんだんストレスが溜まってくるのです(笑)

なんとなくLuxRenderの意味がわかってきたところで、「豆腐アラモード」さんのLuxRenderDS Pluginでも動作確認を検証してみたいと思いますし、マシンも揃ったところでネットワークレンダも試してみたいですな。
(結局現時点で一枚もまともにレンダリングできてないけどw)

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