魅惑のDC展 後記

Poser

てんやわんやの「魅惑のDC展」も投稿期間も終わり、12月5日までコメント期間を残すところとなりました。

いやぁ〜。。。大変だったけど、おもしろかったっす!ひとくちに「DCとエロス」と言っても受け取り方や感じ方はさまざまで、個人個人の内面を映し出しているようでした。

さわやかなエロス、神秘的なエロス、カッコイイエロス、瑞々しいエロス、華麗なるエロス、かわいらしいエロス、元気なエロス、大胆なエロス、、、、、

で、、私は、、、、?

変態チックエログロを晒してしまったのではないかっ!!!(←サイテーではないかっ)

まぁ、元々なんか暗い雰囲気の絵を作ってしまうことが多いのよね。
私が明るい絵をつくると、なんかそらぞらしくなってしまうところはある(ーー;)

もうひとつのテーマ、ダイナミッククロスに関しては、今まではなんとなくポーズを作って、単純に計算をしていた。

今回は計算途中のポーズを変えたり、角度を変えたり、別のオブジェクトを利用したり、何段階にも分けて計算したり、いろいろやってみました。

ああ、いろんな可能性があったんだなと再認識できたのは、大きな収穫だったと思います。で、ちょっと作品に関して補足すると。。。

下から10番目の「Secret time 」

人形のやつです。

ちなみに今回は海外からの参加もありそうだということで、わざと題名は英語にしてあります(カッコつけてたわけじゃないよw)。
元々「秘密の時間」というイメージで。

怖いというコメントもありましたが、まさにそのとーり! 人形は怖いのです。

以前旧ぽざくらぶの日記でちょっと触れましたが、私は人形に対してかなりトラウマがある。
思春期にいろいろと怖い思いをして、日本人形、西洋人形、、どころかものすごい単純な粘土や布の人形さえ怖くてしょうがなかった。

でも、強い感情というのは、良きにつけ悪しきにつけ、それだけ無視できない強い引力があるんですよね。

今でも恐怖心が消えた訳ではないけど、最近は妙な反動のように惹き付けられるものがある。

特に「球体関節人形」ね。腕や足など関節が「球」ですよ!。
このあたりがすご〜〜く非人間的なんだけど、そこにまた独特のエロティシズムを感じる。

四谷シモンさんの作品なんぞ、すごいインパクトがありますよ。(ごっつぅ怖いんだけど。。)

少し前に、特にゴス系の趣味とかはないんだけど、本屋で一目惚れして購入したのが

yaso―特集+ドール

ものすごく魅惑的でリアルな人形がわんさか(笑)昔見てたら卒倒しそうなしろものです。。。秋山まほこさんの作品もめっちゃかわいいんだけど、犯罪的にエロス!

まぁ、そんな下地もあってあの作品が生まれたと(^^;)
Poserで使えるような人形もいろいろ物色したんですが、やっぱりMayaさんの「Ball Joint Doll」は秀逸!!

以前はアニメチックな西洋人形というイメージがあったんですが、「TYPE2」をみたら「もうこれしかない!」と。

まあ、これが完成したのが投稿日初日。
それ以前にもいろいろDCシュミレーションや完成した絵はあったのですが、それは前回かいたとおりボツにしたので。。。

せめてもう1作品はあげたいなと思っていたので、それからまた怒濤のシュミレーションとレンダがはじまる。

最終日の午前中までは、実はまったく違う構図にとりかかっていたのですよ。しかし、どうも思うようにDCと構図が決まってくれなくて、こりゃ間に合わないなと急遽転換。

今度はもっとダイレクトにエロスが伝わるものにしよう、、、暗示的にへびと言えばエロスじゃぁないか。

最初は表情もいじっていたが、すでにかなぁりいい表情を作られている方もいたし、いっそ眼を隠してしまってもエロスなんじゃぁないかっ(手抜きという説も。。。)

発想は悪くないとは思うのだが、いかんせん私のセンスなもので、結局「エロス」というより「ホラー」と化してしまったのは否めない。。。くっ。

駆け込み投稿のため、上から2番目となった「Can’t escape anymore」


一番最初に作っていた絵を活かせないかと。

DC計算もある形までは完成していたので、そこからまたちょこっとポーズを変えて計算追加で、、、というところまでは良かったが、ライトと構図がなかなか決まらない。

へびもまぁ既存のポーズ集をベースにしたんだが、ほんっとちょっと変えるだけでも扱いにくい仕様になっていた(^^;)

そんなこんなで何度もやりなおしているうちに時間は23時を越えてしまった。

そこからはほんと時間との戦いで、レンダリングにかかる時間も考慮にいれなければならないので、手直しできる回数は限られて来る。

ある程度のとこまできたら、もう画像ソフトのレタッチでなんとかしてしまえ〜〜〜!と思っていたが、その「ある程度」までもいかない(ーー;)。

もはやここまで!という最後のレンダが完了したのが23:58。レタッチどころじゃないわさ(笑)。

ともかくレンダしてる間に投稿フォーマットに必要事項は全部書き込んで、あとは画像選択するだけにしておき、フォトショも立ち上げておき、完了即書き出し、jpg変換と適当な部分切り取りでサムネイルにして速攻あげ。

時計をみながら、(間に合うのか?秒差で閉め切られてしまうのではないか)と、思うと、手がもうワナワナ震えて心臓バックバクでした。

そんな状態だったので、実はレンダの結果をちゃんと見れたのは、アップした後でした(ーー;)

まぁ、どうせ修正かける時間はなかったんですが。。あぁああ、やっぱりこりゃライト設定がまだ甘かったな。。

やっぱり駆け込み投稿なんぞしちゃぁいかん!というのが実感です。
余計なとこに影がかかって塗りつぶされてるし、手前に実は人物がいて影で表現するつもりが、これも消えてる(ーー;)

意外とライティングを誉めてくれてる方がいらしたので、穴にも入りたい気持ちでしたが、まぁ、意図してはいなかった別の雰囲気が出てたのかなと(笑)

とはいえ、自分的には納得できてない心残りはあったので、その後、最初のイメージに近い形にもっていきましたので、こちらに貼付けておきます。

元の方がいいという方も、もしかしたら。。。。いらっしゃるかもしれないですが、私はこうしたかったんだと(爆)

実際に出展した画像および、素敵なみなさまの作品は、こちらの展示会場にて。↓

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