タイ旅行2012夏:2 アユタヤ遺跡観光

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二日目。朝10時30分集合とゆっくり目の出発で、アユタヤへと向かう。片道1.5時間ほどの距離だ。
都市部から郊外へと向かうので、風景ものどかになってくる。

タイと言えば米の産地でもあるが、平均3毛作と一年中米を作ってる模様。
このように青々と稲が茂っている場所もあれば、ちょうど刈り入れをしているところもあり、なんとも不思議な季節感(笑)

タイの主流であるチャオプラヤー川。バンコクからアユタヤまで物資を運搬するのにも使われている大事な交通網。

アユタヤ地区に到着して、まずは昼食。チャオプラヤー川に面したレストランでのバイキング。レッドカリーとトムヤム風のスープがタイっぽいね。

具が妖しい寿司もありました。生物が苦手な私にも食べやすい(^^;)

食事が終わったら、まずは「Wat Phra Mahathat」へ。ちなみに「Wat」は寺院の意味です。
赤いレンガ作りの塔に見えるが、実はこれは土台。
この上を漆喰で塗り込めて、その上に装飾をほどこしていたらしいが、風雨にさらされた現在ではほとんど剥がれ落ちてしまっている。

ここで一番有名なのが、樹木に包み込まれた仏頭。

ブッダが悟りを開いたと言う、あの菩提樹にすっぽりと覆われて、顔だけ綺麗に避けられているのが不思議。

タイは非常に仏教の進行が厚い国です。写真はOKだけど、前で一緒に撮るときにはこの顔より低くなるようにしゃがんでとらないと失礼になります。

頭のない仏像が並ぶ。

なんだかガイドさんによって言ってることが違う場合もあるようですが、18世紀のビルマ軍の進行によって仏像の頭を切り落とされたのではなく(あちらも仏教国だからありえないかと。。)、アンコールワット付近と同じように、闇取引のためのこころない盗掘によって破壊されたという説が有力なようです。(全体は重すぎて運ぶのも難しいし、仏頭は美術的な価値からも高値で売れたらしい)

ところどころ頭のある仏像や、白っぽくて綺麗な彫像もありますが、それらは後世に修復されたものだということ。

次に訪れたのが「WAT PHRASISANPETHI」。
アユタヤ王宮跡に建てられた、王室の専用寺院で、歴代のアユタヤ王の3人の墓が並んでいる。奥州藤原三代の中尊寺みたいだな。。

柱や壁の一部が、当時は栄えていたであろう面影を残す。

すぐ脇に建つ拝殿は、「Viharn PhraMongkonBohit」と言う別のお寺らしい。

中には高さ19mとタイ最大の黄金の大仏さまがいらっしゃいました。

「Wat Phra Ram」の前を通って。。

象乗り体験の基地へ。

綺麗な輿と傘をつけた象さんの瀬に揺られて散歩です。

ショートコースだったようで、先ほど通った「Wat Phra Ram」で折り返し。象さんの背中からみると広い池に映る姿もよく見える。

@お昼寝中

乗り心地ははっきり言って良くはないです(^^;)かなりグラングラン揺れるので、長時間乗ってたら酔いそうね。

40バーツ払えば、いろいろな絡み方をしてくれる芸達者な象さんと記念撮影もできます。100円ちょっとならやるべきでしょうw

この後「Wat Lokaya Sutha」へ移動。

「涅槃像」じゃあないよ「寝釈迦様だよ」と言われました。(ガイドブックに等にもよく間違いが書いてあるような。。)

涅槃像というのは、お釈迦様が入滅(亡くなる)時の様子だけど、この場合は鬼神と戦う時(だっけ?)にお釈迦様が横たわって通れないよう邪魔をした時の物語の一部だとか。

長さ28mとかなり大きかったので、パノラマで撮影してみました。

ツアー申し込み時には、本来夜間のアユタヤ ライトアップが入っていたのだが、洪水による機器の故障から、街中の寺院ライトアップに内容が切り替わった。

一度街の方にもどって、チャオプラヤー川沿いの違うレストランで夕食。雰囲気は良かったけど、ここはあまりおいしくなかった。。。

しかし、夕暮れから夜にかけて街中の渋滞は半端ない!

アユタヤ帰りから合わせたら、4〜5時間は渋滞にはまって缶詰状態に、皆疲労の色が隠せない。
もはや何のためにどこへ向かっているのやら、そのまま素直にホテルに帰りたいムードが漂う車内。

結局暁の寺院以外は車窓から眺めただけに留まり、そのために数時間無駄になり、帰着が21:30位になったのはきつかった。
早く戻っていたら、マッサージや買い物なども楽しめたんだけどなぁ。

でも、「Wat Arun(暁の寺)」の夜景は綺麗でした!

翌朝は早い出発なので、風呂でゆったりくつろいで目覚ましをしっかりかけておやすみ。そんな感じでまだ続く。

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