青森:自然と温泉の旅1(蔦温泉旅館〜酸ヶ湯)

! 温泉02 東北国内青森県

ようやく夏休みがやってきました。
東北にいられるあいだに関東にいたら行きにくい青森の方を見てこようということになりまして、4泊5日の旅行計画を。

すっかり運動不足になってしまったので、とにかく歩こうと自然景勝地を中心に、疲れを癒す温泉と組み合わせました。
ほんとこっちのほうは源泉かけながしの贅沢な温泉が豊富で、目移りしてしまいます。

言ってみたいとこをピックアップして、そこをつなぐようにコース決定。
まずは十和田湖から奥入瀬渓流を歩こうコース。とはいえ一日目は湖をまわって旅館へ。最初の宿は「蔦温泉旅館」。

奥入瀬のちょっと先にある一軒宿です。
800年以上の歴史があるという古い温泉で、庭から蔦沼周辺の森散策コースがつながっています。
まわりに何もないから、まさにこの温泉の庭のようなもので最高の贅沢!

これがなめちゃいけない。近いからうっかり浴衣にゲタでいきたくなるが、結構アップダウンもある山道ですw。

木々の合間に大小たくさんのきれいな沼があり、ヤマセミやアカショウビンなどめずらしい鳥もやってきます。

外の気温が30度近くあっても森のなかは涼しく、さわやかな風が葉をゆらし、ゆったりとした時間がすごせます。

温泉は昔の湯治場の雰囲気を残した、壁から浴槽まで総て木造。

基本的にシャワーや蛇口はなく、洗い場にぬるめの温泉が湧き出す小さな浴槽のようなところがあり、囲むように周囲に座ってそのお湯で体を洗います。
単純泉だから石鹸も使えるんですな。

浴槽も年季の入った肌触りの柔らかい木がスノコのようにしきつめられているんですが、なんと、その浴槽の下からもお湯が湧き出てくるんです。ポコポコポコ。

源泉がちょうどいい温度だからできることです。無色透明とはいえ、この「無色」がこれまたすごい澄んだ透明度なんだな。古いのに清潔感があって、バッチリ私好みでした。

ご飯がこれまたおいしい。旬の山菜中心なのだが、素材を生かした味付けと料理方法でふっくらほくほく、もう至福の時間です。総合的に見て、今回一番の旅館でした。

翌日は奥入瀬渓流に沿って遡ってあるきました。緑が水面に映えて、清流に心洗われるようです。
途中に滝も複数あり、奇岩などもみながら歩くこと約8km。足が棒になりましたヽ(´∞`)ノ。

ただ、ひとつ不満を言えば、渓流と遊歩道と平行して、すぐ脇を道路が通っていること。。。

確かにどこからでも入れるのは便利だし、ポイントだけ降りてみれるけど、なんか興ざめでした。
せっかくの美しい自然なのになぁ。

その日は次の宿泊ポイント「酸ヶ湯温泉」へ。
総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」で有名です。メインは混浴なんですねえ。白濁の湯なのではいっちゃえばどうってことない。本当は女性だってはいりたいんですよ!

ただ、最近は「混浴のマナー」が守られていないのでとてもはいりにくくなっています。一番大事なのが浴槽に入る時と出る時。

もちろん浴槽にタオル持込不可だから、その瞬間は無防備な姿になるし、見知らぬ異性に見られたくはないとこですよね。

マナーとしては、視線をそらして欲しい。
しかし、それどころか女性が脱衣所からでたとたんからジーーーっと凝視する奴がどこにもかならずいて、それではとても入れません><。

朝晩1時間だけ女性専用にしてくれるので、その時様子を伺いにいったが、脱衣所から浴槽ちかくまでは衝立があったけれど、肝心の風呂に入る前でなくなっていたので意味がない(^^;)。

通常時間は涙をのんであきらめました。
やはりこういったマナーが問題になっているようで、「混浴を守る会」というマナーを呼びかける会が発足してました。

お湯はかなり酸性よりで、傷や日焼け、目にはいるとむちゃいたい。口にはいると苦味と酸味が強く感じられ、繰り返しはいってるとなんか肌が白くなっていくようでした。

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