GODZILLA ゴジラ

SF

メカゴジラ、キングギドラ,ラドン、モスラ、ミニラなど、どことなく愛嬌のあった「怪獣たち」は子供の人気者だった。
ストーリーも非常にシンプルだったと思う。

これらの昔から慣れ親しんできた、東宝の着ぐるみ怪獣シリーズの続きの感覚で見たら全く別物という印象。

全体的にかなりアメリカンである。
出演者や舞台の影響もあるだろうが、ストーリー展開自体が和製特撮怪獣シリーズとは異質なものに感じられた。

どちらかというと全体的に、世界崩壊の危機、災害ものに近い感じの雰囲気。
それに家族の絆を絡めたまさにハリウッドの王道的な映画だなぁと。

もちろんスケール感やCGの巧みさによる迫力は流石だし、ゴジラの作り込みや口元のリアル感なども見ごたえがある。

でも、肝心の主役たるゴジラが後半にならないと姿を現さず、それ以上にいかにもエイリアンっぽい形状の新型種の方が話の大部分を握っているのはいかがなものだろう。
雌雄で交尾のための求愛行動という発想も日本では考えられなかったかもしれない。

とりあえずゴジラが空に向かって咆哮するところを描きたかっただけではないかと邪推してしまうではないかw

GODZILLA ゴジラ[2014] DVD2枚組

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