第五回 和風展 作品出揃いました!

Vue

。。。って、ちょっと遅いのだけれど、投稿締め切りの翌日があの地震だったもので。。。

現在の住まいが宮城県内ということで、多数の方から心配や応援のメッセージをいただきました。ありがとうございます。

おかげさまで多少の不自由はあれど、怪我の一つもなく私は元気にやっております。さて、会場はこちらです。

第5回和風展

今年でこの有志による展覧会も5回目をむかえました。私は2回目からの参加になりますが、もうすっかり毎年恒例の一大イベントと認識しております。
今回の私の投稿は2作品。実は2つめと同時進行でもうひとつ作成していたのですが。。。

最終日、急にパソコンの調子がおかしくなり、PoserもVueもまともに扱えない状況に陥ってしまいまして。
ポージング、DCシュミレーション、カメラワークなど確定していたファイルも破損して悲惨な有様に(ーー;)

うが〜〜〜!あと1日あれば!! と思っていたが、かえってなくて良かったみたい。。(汗)

一応私の投稿は以下の2つです。力作が多数あるので、お時間あったら是非いろいろな作品を見てみて下さいね。基本的に個別ページも表示はサムネイルなので、クリックで拡大されます。

百鬼夜行

虚無僧

百鬼夜行の方は長くなるので、「虚無僧」の方を忘れないうちにさらっと。

1つめががちがちPoserで組み上げた過剰などろどろ演出だったため、2作目は雰囲気の違う物にしたかった。
やたら暗い絵ばかりつくりがちなので、昼間の明るい場面をVueをメインに作ってみよう!と。

まあ皆様お気づきの通り、表現したのは正当なお坊さんではありません(笑)。
元々禅宗の一派で普化宗になるのだけど、半僧半俗で実際に浪人や罪人の隠れ蓑のようなのも多数まざっていたらしい。

時代劇などで主人公とすれ違った瞬間仕込み杖をバサっと。。。みたいな感じですな。ぞろぞろと歩いているとこがいかにも妖しい(笑)

で、姿勢が悪いのではないかという指摘も受けたので改めてみると、確かに。。。あれ?そんな姿勢悪く作ったっけ?

Poserで準備したもともとの素材では、腰から背筋はまっすぐではある。

ただ、頭を下げすぎたのと、DCの曲がり具合がどうも妙に姿勢悪くみせていたようだ。

それだけじゃなく最初の配置の時にどうやらX軸がゆがんでいて、やや前倒しになっていたのを複製してしまったらしい(^^;)
よく確認しようね〜。

虚無僧さんの着物の裾は歩き易いように短めになっていたのだが、着流しなどを裾をカットしたり縮小したりして加工した物を読み込んでも、どうも着物の布設定のパーツわけがうまくいかなかった。
同じように設定し直してもなんか妙な変形をしてしまうのだ。

やや遠景になるのでここで必殺ごまかし!
hisayanさんの武士の袴用の短い着物に、ただの平面を布化したもので前面だけカヴァー(笑)

顔もどうせみえないので、適当なテクスチャあてただけで何もいじってません。髪も無しの状態。
これをぞろぞろ適度な感覚を置いてコピーし、回転してずらすと。。

パッパパラッパ〜〜♪サザエさんのようである。。。。

地形は比較的シンプル。山道の地形はソフト上の機能ではうまくいかなかったので、別途画像ファイルを作成して標準地形に組み合わせて調整。
あとは階段付近の地形が一個。遠景は結局みえなかったので後に消しました。
山肌と道のマテリアルを変えたかったので、下に埋め込んで間に別途平面に近い凹凸で地形配置。

手前のカメラにうつる範囲だけエコシステムでそれっぽい樹木と草を組み合わせてブラシでてんてんと。
一番手を焼いたのは、大気とライトの組み合わせですな。木漏れ日が横から差し込むイメージだったので、スポットライトにボリュメトリック指定したのですが、プレビューレンダではちゃんと表現されないので、小さめの最終レンダで何度も確認しながら調整しました。

遮蔽物にぶつかるところに筋が入る感じなので、ライト前に置く樹木の配置も結構影響する。暗さの調整で結局ライト3追加だったかな。

明るい昼間とか言いながら結局薄暗い絵になってしまったわけですが(笑)

Vueは実際まだそんな使いこなせてないので、習作のような感じでお粗末なのが申し訳ないのであるけれど、これからもっと使っていきたいな。

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